ALCの塗装続き。シールも塗装も一級技能士です。

ALC外壁の塗装です。塗装もシール工事も一級技能士が施工しました。

まずは施工前と施工後です。

 

とても意匠性のあるALCなので見た目はとても美しい一方で、塗装作業にはこの凸凹のデザインが塗り残しの原因になりやすいため中々手ごわい相手でした。通常のALCパネルであれば平坦が多いのですが、特にへーベルやセキスイは見た目も考えているため今回のようなブロック調やタイル調のALC住宅の塗装も多いです。

 

ALC外壁塗装について詳しい情報はこちらをどうぞ。

ALCの外壁塗装

まずはシール職人になる撤去打ち替えです。ジョイナーのボンドブレーカーも効いているため撤去しやすいですがシール打ちは結構難敵でした。

塗装作業の施工は一級塗装技能士の竹山です。

竹山

それでは一気にですが作業風景を見てください。

側面によって赤系とピンク系におしゃれに仕上がりました。

 

今回シール工事をしたのはこの動画で作業しているシール専門職人です。

ALCのシール(シーリング・コーキング)と一言に行っても、パネルの形状によって技術的難易度が変わってきます。塗装職人では、シール工事に対しては塗装作業とともにとても技術的に重視しています。

サイディングもALCも塗装で外壁の保護や美観を保てても、シールのクオリティが低ければ塗装自体雨漏りなどに対して意味がなくなってしまうからです。

ALCとサイディングにおけるシーリング工事のちょっと深い話

なのでシールは塗装と兼業する職人ではなくて、専門シール職人の施工を推奨しています。

今回の仕様です。

下塗り塗料パーフェクトサーブ、上塗り塗料パーフェクトトップ、屋上防水はトップコート。

付帯塗装:
雨樋・パイプ類、上げ裏、シャッターボックス、鉄角柱、ダクト、テント内、屋根塗装、テント上電線ボックス穴パテ補修、エアコンホーステープ巻、架設関係:水平養生(コンパネ養生)電線防護など

 

今回は久しぶりに見積もりから工事終盤まで一気に載せてます。写真を順番にする時間がない!というのが本音です,悪しからず。

 

ALC塗装の動画もまとめているのでよろしければご覧ください。

ぜひご参考に。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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