トタン屋根の腐食を放置しすぎると台風が不安になる

トタン屋根の錆は案外と放置してしまいがちです。

いうまでもなく錆はやがて穴が開いてしまい、もしそうなったときは雨漏りにつながってしまいます。

言われなくても知っている、大きなお世話と言われるかもしれませんが、錆が発生した後と前では塗装作業の手間も変わってくるうえ、塗装した後の耐久性も変わってきます。

やはり一度錆が発生してしまうと、錆が発生しない状態のまま塗装したトタン屋根よりも耐久性が落ちてしまう傾向にあります。

厳密にいうとまた錆の発生頻度が上がってしまう、要するに再度発生する確率があがってしまうということですね。

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もしトタンが腐食して穴が開いてしまった場合はというと処置方法には2通りあります。

ひとつは応急処置的なものです。

交換には費用が掛かるため、本格的に工事をするまでに一時的にシール屋エポキシ樹脂等で埋める場合です。

素人の方はたまにアルミテープなどを貼っている方を見かけたりしますね。

もう一つの方法はトタンの張り替えです。

下の画像は穴というより完全に下地や桟の心木などが露出してしまっています。

この場合などは応急というわけにもいかず、張り替えという方法をとらざるを得ない場合にもなってしまいます。

いずれも穴が開くということはよほど放置しているということなので、まだ錆の段階で塗装が望ましいのは言うまでもありません。

トタンも熱せられると暑くなるため今は遮熱タイプの塗料もあります。

トタンのお家は築年数が経過したものが多いため塗り替えの方向で考える方が多いと思いますが、まだまだお家の寿命が先という場合には、メンテナンスがほぼ不要といわれるこのような張り替え(葺き替え)という方法もあります。

屋根は穴が開いてしまうと下地が弱くなって釘などトタンのとの取り付け接合部も脆弱になって、強風や台風などで飛ばされてしまうなどの不安につながるので一度点検をしてみてはいかがでしょうか?

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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