ALC塗装、汚れを削り取る高圧洗浄

3月も半ばになり、だいぶ日差しも暖かくなってきましたね。なかなか春の陽気が見えませんでしたが、今後は暖かくなる一方なのでしょうか。

本日は神奈川区子安通りで3階建てALC外壁のお宅の高圧洗浄を行いました。
職人は一級塗装技能士の竹内と二級の曽根カズの二人です。

2014年3月17日 神奈川区子安通り:メッシュを張った足場

足場の周りにはメッシュシートを張ることによって洗浄時の泥水が周囲に飛び散らないようにしています。このとき足場は、家の高さ(屋根)よりも高く組んでもらうことが大切です。
事前にご近所には、高圧洗浄を行うことをお伝えしており、布団や洗濯物を外に干さないで頂けるようにお願いもしています。それでも万が一のことはありますから、一番いいのは雨の日に洗浄できるのが理想ですね。

2014年3月17日 神奈川区子安通り:洗浄前の蓄積された汚れ

2014年3月17日 神奈川区子安通り:高圧洗浄中

まずは屋上を洗浄していきます。築27年ではじめての塗替えをされるということで、土などの汚れが積もるように一面を覆っていました。ここを最高150キロ圧が出る高圧洗浄機を使用して、汚れを削り落すように洗っていきます。洗浄ガンをあまり早く動かしても蓄積された汚れが取れないので、ゆっくり当てるように動かしながらしっかり汚れを落としていきました。

ここで使用している洗浄機の威力は長靴に水流が当たってしまえば穴が開くほどですし、誤って手に触れた場合は想像もしたくないですが吹き飛んでしまう強さ…。扱いには手慣れた職人と言えども油断は禁物です。こちらは屋上のため平らな場所ですが、屋根の場合は勾配がありますので手元・足元にはより慎重を要しながら作業しています。

屋上は通気緩衝工法でウレタン塗膜防水を行うため、付着物は徹底的に落とす必要があります。屋根などの塗装と同じく、ウレタン防水でも下地に付着物がない平滑な状態にすることで、下地とウレタンの密着力を高めて剥がれにくい防水層が形成されるのです。

一度洗ったところは下地が見えるくらいまでにはなったのですが、まだ少し表面に土が残っているため最後にもう一度全体を洗い流してきれいにしました。

この現場のくわしい各工程の作業の流れのまとめはこちら

ALC塗装、ようやく外壁の上塗りです

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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