足場の空中越境で問題を解決

先日、9年前に一度お見積りを頂いたお客様から再度お見積り依頼を頂き、塗装工事をすることとなりました。9年前はお見積りを出したままになってしまったのですが、今回お見積りの際に、お客様からご無沙汰をお詫びして、そのままになってしまった理由を話してくださいました。

実は、当時、足場を建てる際のお隣のことが気にかかり、断念していらっしゃったのだそうです。その後、そのお隣の方がお引越しをされ、ようやく塗装に踏み切ることができたのだとおっしゃっていました。

このお話を聞いて、「そういえば、足場を建てる位置について何度かご質問を頂いていたな…」と当時を思い出し、もう少し菊池の方で深くお話を伺えば良かったな…と思いました。

弊社「塗装職人」では、このような隣人の方に言いにくい足場の越境などについても、工事のご挨拶を含め、交渉もさせて頂いております。多くの件数をこなしている弊社だからこそ、隣人、ご近所へのご説明のノウハウもあります。

先日も私道を通らなければ行けないお宅の塗装をさせて頂くことになり、どうしても資材の搬入などで私道を使わなければならないことがありました。その時も、弊社から私道の持ち主の方へキッチリとご挨拶をさせて頂き、ご納得を頂いた上で、無事塗装を完了しました。

初めて会った私たち営業に、「ちょっとお隣と…」などということはお客様の方からしたら、話しにくいことだと思います。ただ、これだけ外壁塗装工事をしておりますと、そうしたケースは本当によくあるので、お気になさらずご相談頂きたいのです。

今回のお客様のお宅は、この写真のように足場を建てるには、お隣との間隔が狭いお宅でした。(写真はあえてお客様宅が判別しづらい形で撮影しております)

通常足場は、一定の間隔を空けて家に沿うように建てられ、足場を組んだままでも1階の塗装ができるようになっています。でも、今回のような場合は、お客様の敷地ギリギリのところに足場の建地(足場を支える縦の柱)を建てさせて頂き、空中で足場の羽出しをし、「空中越境」ができるよう足場を組みます。

こうすることで、お隣の敷地に足場を越境することなく、組むことができるのです。ただ、この足場の場合は1階部分の塗装ができないので、足場を解体してから1階の塗装をします。

足場やご近所への交渉方法など、いろいろやり方はありますので、まずはご相談下さい。
今回もしっかりとお客様のお考えをヒアリングし、できるだけご要望に沿って、境界線部分も丁寧に塗装ができればと思います。

見積りで大切なのはお客様宅を把握すること。ご要望をうかがい図面を精査し、最適な工事を提案します。高い技術とサービスをご納得いただけるよう、いつも心がけています。施工管理技士でもあります。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

通話料無料

0120-382-361

[電話受付時間] 09:00-20:00