気温が上がって、塗装工事がしやすい季節になりました。
塗装を検討されるお客様が多く、現在お問い合わせを多数いただいています。
ときどき見積依頼の際に、依頼後すぐに工事が始まると思われる方がいらっしゃいます。
しかし実際は、見積依頼から工事開始まで、2〜3ヶ月かかることがほとんどです。(タイミングによっては短くなる場合があります)
今回は見積依頼から工事開始までの流れや、工事開始まで時間がかかる理由についてご紹介します。
見積りを検討する際に、参考にしていただければ幸いです。

見積を依頼してから工事が始まるまでの流れ
まずは具体例を挙げながら、見積依頼から工事開始まで、何にどのくらいの時間が必要になのか順を追って説明します。
・お打ち合わせするまでに1週間~2週間
見積依頼のお電話やメールをいただいてから、現地調査とお打ち合わせ日の調整に1週間〜2週間程度時間がかかります。
理由は、打ち合わせを日中にする必要があるからです。
塗装工事の打ち合わせ、現地調査をしてはじめて行うことができます。
日中の明るい時間にお伺いして、現地と建物を確認した上で見積書の作成に進むことができるのです。
お忙しいお客様の中には夕方以降を希望される場合もありますが、その場合には別日に日中での現地調査を行い、撮影した写真をもとにお打ち合わせをします。
ただし、これまでの経験から、日が落ちてからの打ち合わせはあまりおすすめできません。
というのも、お客様はご自宅の劣化箇所や補修が必要な箇所を見落としていることが多いからです。
日中であれば、そうした箇所をその場で一緒に確認できます。
お客様にとっても、プロの視点で建物の状態を把握することで、工事内容を決める際の優先順位が明確になります。
このように、ご在宅かつ日中という条件が重なるとスケジュール調整が難しくなるため、見積依頼からお打ち合わせまで1週間〜2週間ほど時間がかかるのです。

・見積書作成に10日間
打ち合わせ終了後、すぐに見積書の作成に取りかかります。
計測値や図面をもとに数値を入力し、工程を決め、必要な職人や材料を算出します。
見積書は、建物ごとに工事内容が異なるため、ある意味オーダーメイドです。
また、塗装職人では家の状況に合わせた技術を持つ、信頼できる職人に工事を担当してもらうため、職人のスケジュール調整に一番手間をかけます。
足場業者、大工、塗装、シーリングなどの工程を隙間なく組み合わせるには、職人たちのヒアリングにも時間が必要です。
もしも打ち合わせをして、すぐに見積書が出る場合には、数値だけを当てはめている可能性があります。
このタイプは、工事が決まった後で手の空いている職人に工事を依頼することが多いので、注意が必要です。
もちろん実力のある職人に当たれば良いですが、そうではない場合もありますので心得ておくとよいでしょう。
・お客様の見積検討時間2週間~1ヶ月
塗装工事は外壁や屋根の塗装をすると、100万円を超えるケースがほとんどです。
即決が難しい金額のため、弊社ではお客様がゆっくりと検討できるようせかすことはしません。
見積書には確認するところが多く、項目を十分にご検討いただく必要があるからです。
弊社では、最低1ヶ月は検討期間としてお返事をお待ちします。
塗装工事とは、補修工事や屋根工事、防水工事などを複合して行う工事です。
だからこそ、工事項目は細かく分かれ、『シーリング工事』ひとつとっても業者によってやり方はさまざまです。
見積書の内容で少しでもわからないことがあれば、業者の担当に質問しましょう。
しっかりと検討して、工事を明確にすることが、お客様の理想の仕上がりに近づくための第一歩です。
以上のことから、見積依頼から依頼決定まで約1ヶ月半かかります。
そこから工事開始までは、約1ヶ月後。つまり見積もり依頼から、約2〜3か月で工事開始となるのです。
職人のスケジュールがぴったり合えば早まる場合もありますが、一般的には2〜3ヶ月を目安に予定すると良いでしょう。
(タイミングによっては上記のサイクルが短くなることもあります)
工事の内容がポイント塗装工事の費用比較
最近では相見積もりを取られるお客様も多く、業者ごとの金額の差が一番気になる点かと思います。
弊社は丁寧な工事を心がけているため、費用は比較的高めです。
先日お客様が取った相見積もりでは、A社150万円、B社170万円、弊社230万円という金額差がありました。
主な違いは道路使用許可・占有許可の取得、ガードマンの配置と、外壁パワーボードのシーリングメ-トル数でした。
A社とB社は道路許可を取らず、車の通行時にトラックを移動させる方法を取っていました。これにより許可の申請費用やガードマンの人工代も省略でき、約15万円程度安くなります。
しかしお客様宅は小学校の通学路に面していたため、工事中も子どもたちが多く通ることが予想されました。
そこで、塗装職人では安全面を考慮して弊社では許可をしっかり取得する前提の見積もりを提出したのです。
また、お客様宅は外壁がパワーボードでした。
パネルサイズが通常のサイディングより小さいため、目地が多くなります。目地が多いということは、シーリングのメートル数も増えます。
しかしA社とB社は、通常のサイディングとあまりメートル数の変わらない300メートル、310メートルとシーリングを算出して見積をだしていました。それに比べて弊社が算出したのは500メートルです。
お客様に根拠を示すために、実際に採寸してメートルを書き込んだ図面をご覧にいれていました。

ではなぜ、A社とB社は200メートルも短いメートル数で工事ができるのか・・・。
菊池の予想ではありますが、足りないメートル数分の費用をシーリング業者が飲み込んで仕事を請けているのではないかと思います。
ここで考えて頂きたいのですが、同じ工事を引き受ける場合、500メートルのシーリング工事を500メートル分の費用で請ける場合と、500メートルのシーリングを310メートル分の費用で依頼を請けた場合、どちらが良い工事をするでしょうか。
310メートルで依頼を受けた場合は、少しでも自分の持ち出しが少なくなるように工期の短縮を図ったり、材料を十分に使わなかったりすることもあるでしょう。
こうして考えてみれば、工事費用が安いことは品質にはつながらないことは明らかです。
こちらのお客様は、安全対策と正確な計測に基づく見積をご理解いただき、塗装職人にご依頼いただきました。
見積書を比較する際は、金額だけでなく工事内容を細かく確認してください。
同じ項目でも、実際の施工範囲が大きく異なる場合があります。
早めのご依頼で最善の選択をするために
見積依頼から工事開始までの期間や、適切な見積比較のポイントをお伝えしました。
早めの依頼が最善の選択につながることがお分かりいただけたかと思います。
近年、食料品や石油製品などの値上げが続いています。
塗装材料についても、値上げのお問い合わせが増えています。
塗装職人では塗料の値上げへの対策として、契約後に工事費の半額をお支払いいただいた場合、すぐに材料を手配することで少しでも値上げの影響を抑えられるようにすることも可能です(お客様のご要望があった場合のみ)。

見積書作成の際には、ただ工事の内容を見積もるだけでなく、お客様の不安なお気持ちに寄り添い、最善のご提案ができるよう心がけています。
見積についてご質問があれば、お問い合わせください。
スムーズに工事開始し、高品質な施工をお届けできるよう対応いたします。
