トタン屋根塗装

一級塗装技能士によるトタン屋根塗装

トタン屋根は大きく分けて瓦棒と波板の2つの種類に分かれます。ともに錆が発生して最悪の場合腐食して穴が開く場合もあります。
塗り替えする場合も熱膨張して塗膜剥離などのトラブルも起こしやすいため下地調整を念入りに最適な塗料で一級塗装技能士が仕上げます。

瓦棒(桟葺き)

波板

塗装前

塗装後

特徴

トタン屋根は瓦棒タイプや波板タイプなどがあり、カラートタンが有名です。 材質もガルバリウム鋼板などに進化してよりさびにくく耐久性のあるものも普及しています。塗り替えのものはカラートタンが多く亜鉛メッキの上に塗装されたものもあり、熱膨張などで塗膜の剥がれると錆が発生します。

トタン屋根の劣化

トタンの劣化は錆が主な現象で、進行させてしまうと穴が開いてしまい下地である野地板や心木などが露出し腐食に至ります。一度塗り替えたトタンでは塗膜の剥離や浮きなどもあります。

さび

塗膜の浮き

心木の腐食

唐草軒先の腐食

トタン板のたわみ

棟板金下地、貫板の腐食

トタン屋根の補修

下地などが腐食して穴が開いてしまった場合、下地木材の補修はもちろんトタンの貼り替えなどが必要になります。全体を貼り替えだけでなく部分的に貼り替えることもできます。

浮いた釘の打ち直し

部分貼り替え

下地交換

棟交換

ケレン・旧塗膜除去

きれいで長期間耐えうる塗装をするために、さびや浮いた脆弱部の塗膜を除去し塗装に備えます。下地調整とも言います。
トタンの場合は、鉄部の厚みのある階段などの塗装とちがい薄い平板で出来ているので大体は手動にてケレンをします。現場の劣化状況によって電動工具を使用する場合もあります。

カワスキにて旧塗膜撤去

カワスキという工具で浮いている塗膜をはがしていきます。

オービダルサンダー・
ディスクサンダー

電動工具にてケレンします。

マジックロンにて旧塗膜撤去・下地研磨

鉄部の下地調整では定番のマジックロン。研磨しながら脆弱部の塗膜を除去していきます。

剥離剤

現場の状況では広範囲に塗膜の浮きや剥離などを起こしている場合、最悪の場合剥離剤で塗膜を浸しておいて塗膜除去という施工方法もできます。
ただ手間や施工後の美観を考えるといっそのことトタンの貼り替えという選択肢も無きにしも非ずだと思われます。

剥離剤

剥離剤に浸した旧塗膜

剥がした旧塗膜はゴミ袋一杯になることも

さび止め塗料

錆に強く定評もあり歴史も長いエポキシ系の弱溶剤系の1液または2液タイプの錆止め塗料を使用します。

ハイポンファインプライマーⅡ

一液ハイポンファインデクロ

エスパーワンⅡ

仕上げ塗料

トタン屋根の上塗り塗料です。ウレタンやシリコン、フッ素などの一般の塗料からサーモアイなどの遮熱塗料なども選べます。

シリコンルーフ

ファインシリコンSi(2液形)

遮熱塗料クールタイト

トタン屋根の塗装

下地調整をして下塗り+中塗り+上塗りの3回塗りです。足場を組む場合で屋根表面に激しいチョーキングや汚れがこびりついてい場合は高圧洗浄をすることもあります。

高圧洗浄

下地調整・ケレン

瓦棒さび止め

平場錆止め

中塗り

上塗り仕上げ

亜鉛引きトタンの塗装

亜鉛引きしてあるトタンの場合は塗膜との密着力がそもそも低下している状態の為、熱膨張などによってトタンがたわむと素地からの剥離がさらにしやすくなります。塗膜がはがれた場所に再塗装をしてもまた剥離する危険性があるため、亜鉛引きのトタン塗装の場合は現状に適した塗装方法をアドバイスいたします。

塗膜剥離した亜鉛葺きトタン

プライマー+錆止めで対処

塗装

トタン屋根の張り替え

塗装だけでは補えなくなってしまったトタン屋根には貼り替え(葺き替え)という方法もあります。ほぼ確実に下地の心木や野地板の腐食が始まっていますので下地ごと交換して台風にも強靭な屋根工事を再現します。張り替えは今までのトタンの形をしながらガルバリウム鋼板への交換も可能で瓦風の金属屋根に交換することもできます。

撤去作業

野地板・心木・
ルーフィングの取り付け

ガルバリウム屋根工事完成

トタン屋根の部分張り替え

部分的な張り替えもできます。

唐草と下地の腐食

トタンの加工

完成



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