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モルタル外壁ひび割れ補修

弊社代表は、クラック処理専門の国家資格「樹脂接着剤注入施工技能士」を有しています。

弊社代表は、クラック処理専門の国家資格「樹脂接着剤注入施工技能士」を有しています。モルタルはもちろん、コンクリート・タイルなどのひび割れや浮きを補修する専門資格です。
活躍の場は主に、マンションやビルのひび割れや爆裂、浮きの補修ですが、戸建ての場合でもALCやRCのクラックや欠損などに知識が活かされております。

戸建てのモルタルクラックの場合、基本のクラック処理は手作業で行います。

細かい外壁のひび割れなら、ほとんど塗料で埋まってしまいます。塗料で埋まりきらないひび割れは、シーリング材を1回か、もしくは2回に分けて注入します。
2回に分けることで、1回のときより奥深くシーリング材を注入することが出来ます。

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ヒビ補修をするまえの外壁の状態。たてに細長くひび割れています。

モルタルのクラック補修
モルタルのクラック補修
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シーリング材を 外壁のヒビに沿って注入していきます。

モルタルのクラック補修
モルタルのクラック補修
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シーリング材を、ヒビの奥にまで行き渡せるように指で押し込んだ後、さらにその上から2回目のシーリング材を注入していきます。

モルタルのクラック補修
モルタルのクラック補修
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2回目のシーリング材を、またヒビの奥まで行き渡せるように指で押し込んで行きます。

モルタルのクラック補修
モルタルのクラック補修
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周りの外壁模様との差がないようにシーリング材を良くならして、仕上がり後もひび割れの跡が残らないように、ひび割れの処理を完了させます。

モルタルのクラック補修
モルタルのクラック補修

クラック補修におけるコーキングガンの種類

エアーコンプレッサー利用によるクラック補修

エアーコンプレッサーの圧力によってひび割れ内部まで確実にシール材を注入してクラックの再発を防ぎます(動画)
クラックが深刻な場合のオプションのOGS工法です
クラックが深刻な場合のオプションのOGS工法です

クラック補修から塗装完了まで

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施工前。クラック跡が目立っています
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コーキングによるクラック補修
コーキングによるクラック補修
コーキングによるクラック補修
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フィラーで肉厚に下塗り
フィラーで肉厚に下塗り
フィラーで肉厚に下塗り
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仕上げ塗料にて中塗り後上塗り
仕上げ塗料にて中塗り後上塗り
仕上げ塗料にて中塗り後上塗り

ひび割れを再発させないための塗装方法

全体を塗装する前に、ひび割れの部分だけをあらかじめ最初に塗っておきます。その後に、外壁全体にローラーで塗装していきます。
要するに、ひび割れの部分だけ4層になったり、深刻な場合は5層になるときもあります。

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ひび割れの処理を完了させた状態です。
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外壁全体を下塗りをする前に先にヒビの部分だけに下塗りをします
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外壁全体を下塗りをする前に、先にヒビの部分だけに下塗りをします。
mortar_crack
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外壁全体に下塗りしたあとに、カベ全体の中塗りをする前に、先にヒビの部分だけに中塗りをします。
外壁全体に下塗りしたあとに、カベ全体の中塗りをする前に、先にヒビの部分だけに中塗りをします。
外壁全体に下塗りしたあとにカベ全体の中塗りをする前に先にヒビの部分だけに中塗りをします
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わかりにくいですが、カベ全体に中塗りをしています。
わかりにくいですが、カベ全体に中塗りをしています。
わかりにくいですがカベ全体に中塗りをしています

クラックの再発力を防ぐ優れた補修材

通常のクラックではシーリング材で多くは事足りる作業ですが、外壁の種類や状況によってはセメントフィラーやパラテックスなどを使用し適材適所にて補修をしています。

たっぷり濃厚な塗料での塗装はクラックの再発を防ぎます

クラックに対しては、劣化した外壁に見合った塗料の種類の選択も重要な一方で、塗料の缶数使用量も重視する必要があります。塗膜の肉厚があるほどクラックに対して追従するからです。

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ひび割れを再発させないための塗料を使用

ひび割れに対応できる弾性塗料を塗ります。乾いて塗膜になると、ゴムのように伸び縮みしてひび割れに対応するという塗料です。
外壁は3回塗装なので、3回のうち1回塗りだけに使うのか、それとも3回塗りすべての塗装塗るのかは、ひび割れの多さや状況によって判断します。

クラックの補修跡を消す技術

クラックの溝が幅広く外壁の模様が複雑なほどクラックの補修跡が目立ちやすくなります。その場合は砂骨ローラーを使用して補修跡を目立たなくします。外壁模様の種類によってはエアーコンプレッサーを使用した玉吹き作業をすることもあります。

シリコンシーラントに注意!

シール材の仕様誤りで、塗料が密着しない「シリコンシーラント」が使われている場合があります。その場合はできるだけカッター等で除去し「逆プライマー」を塗布して処理します。詳しくは動画をご覧ください。

ひび割れの発生原因

モルタルの乾燥の過程において起きるものや、構造的な問題で、家自体にゆがみが生じて起きるものがあります。
構造には問題はなくとも、地盤が弱い場所ということが原因で、家にゆがみが生じて起きたりもします。

VカットやUカットで修復する方法

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Uカット・Vカット

ひび割れを中心に、電動カッターであえてVの字やUの字型に溝を作り、シーリング材をたっぷり注入して補修する工法です。その多くはRC(鉄筋コンクリート)の建物で多く行う方法で、手間と時間が掛かりそれだけの予算も必要になるため、一般の住宅ではよほどのクラックでない限り行いません。

UカットVカット
UカットVカット
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プライマー塗布

溝をつくった後はプライマーをたっぷりと刷毛で塗布していきます。このプライマーという接着嗄声により外壁の溝とシール材の密着性を高めてシール材をはがれにくくして雨漏り等を防ぎます。

プライマー塗布
プライマー塗布
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充填

カットをしなくてもほとんどのクラックの場合は、弾性塗料との組み合わせで次の塗り替えまで再発することはありません。
逆に、カットをするとその周りのボカシ補修の程度により、時間が経過するにつれて、模様の段差によっては汚れ具合が異なって目立ってきてしまうこともあります。

充填
充填
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ヘラ均し

シール材を充填した後は、ヘラで外壁の表面に沿って均一の力で均していきます。

ヘラ均し
ヘラ均し

Uカットは戸建て住宅では悪影響になる可能性

マンションなど、RCの建物はコンクリートでだいぶ厚みがありますが、一般的な住宅の場合、モルタルの厚みは15ミリ~20ミリほどです。なので、住宅はディスクサンダーの刃でカットを入れてしまうと、溝ではなく完全にモルタルを切断してしまい、状況をより悪化させてしまいます。もっと悪くするとモルタル下にある「ラス網」まで切断しかねません。
ですのでUカットVカットは、壁が厚い集合住宅に限ります。模様をクラック周辺と同じ模様にするのも容易ではなく、クラック跡もuカットにおいては通常のクラック処理より目立ってしまうことにもなります。
必要に応じて判断させていただきます。

関連動画もご覧ください

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