青葉区での防水工事、高圧洗浄とプライマー塗布

めっきり春めいていきた今日この頃。本日はとてもあたたかく、前日の荒れた天気の名残か少し風が強かったですね。

今回は青葉区荏田西のお宅で、バルコニーのウレタン塗膜防水を施工します。職人は防水ではおなじみの島田と曽根カズが担当です。

施工風景がないのですが、まずは高圧洗浄で汚れを除去することから開始。ウレタン塗膜防水では、下地に付着物が残っていないことが重要なのです。それは、異物がある状態でウレタンを流すと、下地とウレタンの密着度に影響が出て、形成した防水層の浮きや剥離に繋がる恐れがあるからです。そのため、高圧洗浄機で入念に洗浄をしていきました。

洗浄後は下地調整をして施工面を平らになだらかに整えました。
下地にクラック(ひび割れ)がある場合は、シーリング材やパラテックスといった補修材を使用して亀裂を埋めておきます。表層にウレタンだけを流しても下地の状態はよくならないので、この段階でしっかり補修をします。

2014年3月31日 青葉区:ウレタン防水・プライマー塗布

下地調整後は、下地とウレタンの密着力を強化させるためにプライマーを塗布します。このプライマーはいわば接着剤。たっぷり全体に塗布することで下地と防水層をガッチリ密着させます。

また、プライマーはとてもサラサラとした水のような材料。ローラーにたっぷり含ませたら、少し缶の内側で量を調節したのちバルコニーに塗っていきます。塗布した面は水を撒いたかのようにツヤと濡れ感が出ました。

こちらを充分に乾燥させたのち、ウレタンを立上り(垂直面)に塗布して防水層を形成していきます。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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