瀬谷区での防水施工、下地補修

晴れ間がのぞいたとはいえ一気に寒くなってきた10月末、秋の喜びも束の間。冬の訪れを予感させるような空気に職人の手もかじかみます。

毎日外で連日の作業。疲労などで体調を崩しやすい季節でもあるので、注意をしたいところです。しっかりと防寒した曽根カズが、ベランダの防水施工を行います。

まずは浮いてしまっているウレタンの撤去から。

2013年10月28日 瀬谷区押切邸:防水剥がす前

お客様が自ら施工したウレタン面が浮いてしまっていたので、撤去するためにサンダーやカッターを入れてウレタン面に切れ目を入れます。
そのまま力任せに持ち上げるのですが、もちろん浮いているとはいえ塗膜ですから剥がすのも大変です。

2013年10月28日 瀬谷区押切邸:防水剥がす前

2013年10月28日 瀬谷区押切邸:防水剥がすために切れ目を

こうして工具で切れ目を入れて、そこから少しずつ剥がしていきます。

2013年10月28日 瀬谷区押切邸:防水ウレタン剥がしている

曽根カズが全身を使って剥がしていますが、簡単に剥がれるはずもなく、何度も皮スキで持ち上げ、カッターを入れ、苦労して撤去しました。

終わってからは全ての塗膜を剥がすため、ヘラやマイナスドライバーに似た細いケレン用工具で塗膜を剥がしていきます。

2013年10月28日 瀬谷区押切邸:防水ケレン中

これだけ剥がせば埃も酷く、鼻水も咳も止まりません。
奥の方は細い工具で浮かしてから手で剥がします。広い面はそれなりに広めの幅を持った工具で剥がしていきますが、一気に剥がれるわけもなく、少しずつ何度も皮スキを差し込んでの塗膜剥がしです。これが全て終わってから、やっと、下地補修に入れます。長い道のりではありましたがまだ序盤。

しかし、多少の達成感に身を浸しながらいったん休憩を入れ、気を引き締め直して、下地補修を行っていきます。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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