川崎市川崎区の京町で行っていた、ベランダウレタン防水が完成しました。
先日はトップコートのダメ込みをしたところでしたが、その後、床全体に塗布して保護膜をつけました。
ウレタンは乾燥するとゴムのような弾力のある防水層になるのですが、紫外線に弱いため剥き出しにはできません。トップコートを塗布することで紫外線による傷みを防いで、防水層の性能を長持ちさせます。
また、床用のトップコートには、ごく小さなゴムチップが入っているので塗装面にわずかにザラつきが出て、滑り止め防止効果もあります。トップコートの色はグレーの他に、赤系、緑、ブラウンとあります。ベランダに使用するのは、こちらのお宅のようなグレーかライトグレーが多いですね。
ウレタン塗膜防水は定期的にトップコートを塗替えすることで、長期間その性能を保持することが可能です。
ウレタンのみのときは、周囲の映り込みがあるくらいにテカリが見えましたがトップコートを塗った後は光沢も落ち着き、マットに仕上がっていますね。ベランダ内壁と立ち上りの境界線もきれいに出ています。防水工事は性能が特に大切だとは思いますが、このような細部もきちんと塗り上げることで、美観や完成度も向上すると思います。
全工程を終えたので、移動させていた室外機や鉢植えなどを元の位置に戻して防水工事の完了となりました。