今回は過去に施工した事例から、神奈川区白幡向町で1月27日に行った幕板、雨樋の上塗り作業風景をお送りします。
幕板、雨樋は1月17日に中塗りを終えているので、この日は上塗りをして塗替えを完了させます。
中塗りまでにつけた塗膜に、より厚みと光沢を付加して耐久が高く、美しい塗装に仕上げていきます。
幕板は上下端から塗布し、そのあと中央の広い面を塗ります。
仕上げた外壁に塗料を付着させないように、細部から塗り始めるのです(専門用語でダメ込みとも)。段々になっているところは幅に合わせて刷毛を替え、細かな部分にもしっかり塗料を付着させています。塗布し終えた面はツヤツヤと光沢が出ているのが見えるでしょうか。
こちらは雨樋の上塗りです。
飛散の少ないローラーを使用して仕上げ塗装をしています。刷毛塗りでは刷毛目が出やすくなってしまいますが、このローラーは平滑に仕上がるタイプで、塗料の含みもよいので液ダレが起こりにくいのです。雨樋がピカピカになるように塗料をよく重ねて厚みのある塗膜をつけて仕上げました。
幕板、雨樋が仕上がったことで、こちらの現場での施工も残りわずかとなりました。
次回は屋根の縁切りをして、タスペーサーを入れる工程に入ります。