今回から戸塚区南舞岡での外壁・屋根塗装工事の施工風景をお届けします。
職人は一級塗装技能士、そして塗装指導員でもあるベテラン竹内が担当。
水洗いはすでに済ませており、本日は塗装に入る前段階の養生を行いました。
養生は塗装しない部分にビニールなどを使用してカバーすることを指します。関係のない所に塗料が付着しては大変ですし、後々の掃除の手間が増えてしまいます。また、養生をすることで塗り分け箇所を真っ直ぐに線出しすることができます。
こちらはバルコニーの床、立上りなどを養生したところです。
人が歩く場所は厚手で破れにくいブルーシートを使用。ズレやたるみができると足をひっかけてしまう危険性があるので、上からガムテープでガッチリ固定しました。立上り部分にはテープとビニールが一体になったマスカーを貼っています。手すりの笠木下にはマスキングテープを貼ることで外壁との境界線をしっかり出していきます。そのためにもテープは真っ直ぐに貼り、途中で剥がれてきては塗料漏れなどが起こりかねないため、充分に密着するように手で押さえました。
窓なども全てマスカーで覆ってしまいますが、場合によっては開閉できるように養生することも可能です。玄関ドアはもちろん出入りできるように、そして鍵も使用できるように細かく養生させていただきます。
こちらは塗装前の屋根の状態。最高150キロ圧が出る高圧洗浄機のジェット水流で付着物をきれいに洗い落しました。
今回屋根の施工は、遮熱塗料のサーモアイを使用して塗替えしていきます。この塗料には太陽光の赤外線を反射する性能があるため、屋根下の室内温度を下げることが期待できます。
次回からは鉄部の下塗りに入ります。