青葉区での外壁塗装、ヒビ割れの下地処理

前回の高圧洗浄からだいぶ日が空いてしまいました。異常気象とも言える関東での大雪が続き、施工を進めることができなかったため、この日はコロニアル屋根に積もってしまった雪を取り除く作業から開始です。

職人は前回に引き続き一級塗装技能士の川口。

2014年2月17日 青葉区梅が丘:屋根の積雪

写真からも見てとれると思いますが、かなりの量の雪が溶けないままになっています。日の当たる屋根でもこのような状態ですから、日陰ではなかなか簡単には溶けないのではないでしょうか。

いざスコップを使用して雪下ろしをしていきます。足を滑らせたり、屋根を踏み外しては大惨事になりかねないので、足元には十分に気をつけながらの作業となりました。下ろした雪が狭い箇所に入ってしまったところは、それを更に移動させておきます。

2014年2月17日 青葉区梅が丘:外壁クラック補修跡

なかなか骨の折れる除雪作業を終えたら次は外壁の下地処理を行います。こちらのお宅のモルタル外壁にはあちこちにクラック(ひび割れ)が入っており、雨漏りを心配されたお客様がご自身でシーリングを打って補修されていました。上の写真は見積もり時の様子です。

2014年2月17日 青葉区梅が丘:外壁下地処理

2014年2月17日 青葉区梅が丘:外壁下地処理完了

この打たれているシーリングを全て取ってしまうと雨水が内部に侵入してしまう恐れがあるので、表面上の取れるところを少し削り取ってから厚膜シーラーを塗布してガッチリ固めていきました。ミニローラーを使用して乳白色のシーラーをシーリング部に沿わせるようにたっぷり塗布していきます。この上から下塗り・中塗り・上塗りと塗装をしていきますが、補修した跡の凹凸は少し残ってしまいますので、あらかじめお客さまにその旨をお伝えしています。

また、外壁には一部レンガが使用されているので、そこにも塗装前の準備をしておきます。と言いますのも、レンガ部分にはぴったりと養生をしていても塗料が漏れて入り込んでしまうので、それを防ぐために先ほどと同じくシーラーを塗布しておきました。こちらは専門用語で流れ止めとも言います。

モルタル部とレンガ部をきれいに塗り分けするためにはスプレー塗装といった方法もありますが、ご近所への塗料の飛散といった問題もありますので、どこのお宅でもできる方法とは言えません。今回は流れ止めで塗料漏れを予防して手作業で塗り分けをしていきます。

この日の作業はこれで完了となり、翌日からは屋根の塗装作業に入っていきます。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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