青葉区での外壁塗装、養生と外壁下塗り

本日は青葉区梅が丘の現場で外壁の下塗りに入るため、レンガ部分など塗装しない箇所の養生から開始。
職人は引き続き一級塗装技能士であり、塗装指導員の川口。

養生は塗装をしない箇所に塗料が付着することを防いだり、塗り分け線をきれいに出すために行う大切な工程です。使用するのはマスカーと呼ばれる、ビニールとテープが一体型になった資材や、マスキングテープ。

2014年2月20日 青葉区梅が丘:玄関養生

塗替えをしない箇所は雨樋、ベランダ、窓や雨戸、タイルなど多岐に渡るので、養生も多くなります。ですが、事前に細部までしっかり覆うことで、塗装後の拭き取り掃除の手間を減らすことができますし、塗り分け線がまっすぐに出ることで仕上がりも向上するため、きっちり作業します。

マスカーを張る際は、風で煽られないようにぴったりと覆ってテープで留めます。こうしないと、煽られたビニールからバタバタと音がしたり、塗装した部分に触れてしまう恐れがあるのです。テープも途中で剥がれてしまっては塗料漏れに繋がるので、指でしっかり押さえて固定しておきます。玄関の床は厚手で破けにくいブルーシートを敷き、テープでガッチリ留めて足を引っ掛けたり滑らないようにしました。

2014年2月20日 青葉区梅が丘:外壁下塗り材料

養生が完了したところで外壁の下塗りに入ります。
今回使用するのはパーフェクトフィラーというひび割れに対応する能力が優れている材料。シーラーの効果も備えているので、下地と塗料の密着度もアップさせることが可能です。
こちらのお宅は外壁に無数のクラックが入っていたので、この下塗り材をたっぷり塗ることで今後のひび割れを抑制させ、肉厚な塗膜に仕上げていきます。

2014年2月20日 青葉区梅が丘:外壁下塗り中

2014年2月20日 青葉区梅が丘:外壁下塗り中2

まずはハケや小さなローラーでダメ込み。通常のローラーで細かな部分を塗ると塗料が均一に塗れなかったり、養生をしているとは言え、塗料で汚してしまうことがあるので道具を使い分けて塗り込んでおきます。広い面はローラーを転がして全体に均一な厚みの塗膜をつけていきます。ローラーは一定方向だけでなく、縦横に転がすことでムラなく厚膜に仕上げました。

こちらのモルタル外壁はザラザラとした凹凸があるので、ツルツルとした壁より塗料の消費量が多くなりますし、塗る際も手間と時間を要します。だからといって、必用以上に希釈してしまっては塗料が本来備えている性能が充分に発揮できなくなってしまうので、メーカー基準の希釈率を守ってたっぷり塗っていくことが重要なのです。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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