本日も戸塚区南舞岡のお宅で塗替え工事を進めていきます。
職人は引き続き一級塗装技能士の竹内、こちらでの施工も残りあとわずか、ラストスパートに向けて塗装する手にもより気合が入ります。
今回は鉄部と縦樋の中塗りです。(写真内のホワイトボードの日付が21日なっていますが正しくは22日です)
雨戸は他の鉄部と同様に下地調整(研磨)を行い、下地と塗料がしっかり密着して剥がれにくくなるように準備をして下塗りを終えました。雨戸の四隅はマスキングテープで養生を施して、雨戸の縁に塗料が付着しないようにカバーしてあります。
中塗りでは破風や軒の塗装でも使用した、ファインSiというシリコン系塗料で雨戸の一段ずつに塗布して塗膜をつけました。雨戸の端は刷毛でつつくように塗料を奥まで塗り込んでいきます。広い面と狭い箇所で塗料の付着量に差があると、それだけ塗膜の厚みにムラができてしまいます。なので塗りにくい塗りやすいに関わらず、均一な厚みに仕上げることが大切です。
シャッターボックスも中塗りを終えました。
細かな部分は刷毛で仕上げ、広い面はローラーでたっぷり中塗り主材を重ねて厚膜をつけています。中塗り時点でもこのような光沢のある仕上がりになっていますが、上塗りを重ねることで、より艶やかに厚みのある塗膜が完成します。
先日横樋は仕上げたので、今回は縦樋の中塗り風景です。
クリヤーで仕上げた外壁に塗料を付着させないように、樋の周囲の壁にマスカーを貼って養生をしました。クリヤー塗装の上に塗料が付着した場合、同色で補修塗り(タッチアップ)するということができないのできっちり対策を施しておく必要があります。
プライマーを下塗りして塗料の密着度を強化させておき、主材で中塗り。
刷毛は力を入れず軽く持ち、できるだけ長くストロークを描くように動かして、刷毛目がでないように仕上げます。壁に面しているところも塗り落しや透けがないように、よく目を凝らして確認しながら仕上げていきました。
次回は屋根に場所を移し、縁切りをしていきます。