今回は川崎市宮前区での事例から、3月11日の作業風景を掲載していきます。
職人は前回と同様、一級塗装技能士であり、塗装指導員でもある竹内が担当しています。
この前日に2階外壁の上塗りが完了したので、今回は1階外壁の下塗りに入ります。
こちらのサイディングボードは、2階に比べると模様の凹凸が大きいです。お客さまは、この模様の陰影を出したいと見積もり時におっしゃいましたので、特徴的な模様を活かせるクリヤー塗料で塗替えすることになりました。
使用したUVプロテクトクリヤーは、下塗りと上塗りの2回で仕上げる塗料です。外壁の傷みを抑制させたり、付着した汚れを雨水で浮かして流すといった効果があります。
これまで、サイディングの模様がつぶれてしまうのが嫌で、塗装をためらっていたお客さまもいるかもしれません。ですが、このクリヤー塗料であれば、外壁の質感や模様を活かしながら、家を長持ちさせる塗装が可能となります。
クリヤー塗料は継ぎ目が出ないように面ごとに仕上げていきます。また、ムラがあれば光沢の出方にも差が出てしまうので、注意が必要なのです。
塗終えた外壁はきれいな光沢が出ました。上塗りを重ねることで、さらにツヤツヤとした仕上がりになります。
次回は外壁のクリヤー塗装・上塗りや屋根下塗りに入ります。