2月下旬から開始しました、川崎市多摩区での外壁塗装工事もいよいよ大詰めとなります。午前中は、先日から進めていた1F外壁の上塗りをして3度塗りを完了させます。職人は一級塗装技能士であり、塗装指導員免許を取得したての星野。
中塗りより少し色が濃く、鮮やかな黄色い塗料をローラーによく含ませて壁に塗布。ローラーは片面を使用したら、くるっと裏返して反対の面に含ませた塗料も塗っていきます。上塗りは今までにつけた塗膜の厚みを増すためと、よりきれいに仕上げるために行う工程です。
塗装は家を保護するためにしますし、耐久度が重要なのですが、美観ももちろん意識して仕上げています。はっきりした黄色の外壁とレンガの組み合わせがおしゃれな印象に仕上がっているのではないでしょうか。
午後は場所を移しまして、以前上塗りのダメ込みを終えていた屋根の全体を塗装します。細部や目地はすでに塗り込んであるので、あとはローラーでしっかりスレートの一枚一枚に塗料を重ねて塗膜をつけていきます。
中塗りは青系の色でしたが、仕上がりの色はモスグリーンのような色合い。色を変えたことで塗り落しや掠れがよくわかるので、丁寧にローラーを往復させて全体に均一な厚みの塗膜をつけていきました。
こちらが塗り上がった状態です。つやつやとした塗料の光沢が輝き、深めの溝内もきっちり塗り込まれています。高圧洗浄から一つ一つ工程を丁寧に踏み、たっぷり濃厚塗料を重ねて仕上げたので、剥がれにくく耐久性の高い塗装になったのではないかと思います。
これで大方の塗装工事が終わり、残るところはあと少しとなりました。次回は幕板の上塗りを進めていきます。