栄区でサイディングの色分け

本日は先月の施工事例から、栄区公田町で3月28日に行った作業風景をお届けします。

前回は紺色の外壁の上塗りが完了したので、今回は養生剥がしと外壁の色分けをします。

栄区での住宅塗装、外壁上塗りで耐久性アップ

2014年3月28日 栄区公田町:養生剥がし2

塗替えしない箇所を覆っていたマスカーやマスキングテープを丁寧に剥がしていきます。塗料が完全に乾いてから取り除こうとすると、塗膜も一緒に剥がれてしまうこともあるので、生乾きくらいの状態で撤去していきます。

2014年3月28日 栄区公田町:養生剥がし

こちらは窓の養生を剥がしているところです。白いサッシの塗り分け線がしっかり出ています。一部、塗料漏れが起きている箇所がありますね。養生を丁寧にしっかり行っていても、100%完璧に防ぐことは難しいため、最後に拭き取り掃除をしてきれいにします。

2014年3月28日 栄区公田町:養生剥がし3

2014年3月28日 栄区公田町:養生剥がし4

養生剥がしを終えたあとは、外壁の色分けへ移ります。

2014年3月28日 栄区公田町:外壁色分けの養生

2014年3月28日 栄区公田町:外壁に流れ止め処理

まずは、白い外壁にマスキングテープを真っ直ぐにはって線出しのための養生をしました。溝があるので凹凸に沿わせて張り、できるだけ浮きを作らないように手で押さえていきます。

養生だけでは、塗料が流れこんで色がにじんでしまうことも考えられるため、上から流れ止めといわれる処理を施しました。これによって、白い外壁へ濃紺の塗料が付着することを予防します。流れ止めの白い材料は乾燥すると透明になります。

2014年3月28日 栄区公田町:外壁色分け

色分けの準備が整ったら、小さなスジカイ刷毛で外壁の端を塗っていきます。以前仕上げた部分と、継ぎ目が出てしまわないように気をつけながら塗布。マスキングテープがあるおかげで、テープ上へのはみ出しを気にせずに塗り進められます。作業効率もアップです。

2014年3月28日 栄区公田町:外壁色分け完了

2014年3月28日 栄区公田町:外壁色分け完了2

塗装が完了した後は先ほどと同様にマスキングテープをていねいに剥がして完成です。塗り分けのラインを真っ直ぐきれいに出すことができました。
コントラストがはっきりある外壁なので、境界がきっちり引かれていると、とてもスッキリとシャープな印象になりますね。

こちらのお宅での施工も、残すところ後わずかとなりました。次回は屋根の縁切りに入ります。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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