川崎市宮前区での住宅施工、付帯部下塗りと下地処理

本日は過去の施工事例から川崎市宮前区で行った、3月6日の工事風景を掲載します。
職人は一級塗装技能士であり、塗装指導員でもある竹内が、引き続き担当しています。

前回は屋根などの鉄部下地調整と下塗りを行い、今回は破風や軒、帯板といった付帯部の下塗りと下地処理を進めました。

川崎市宮前区での屋根鉄部下地調整と下塗りで雨漏り対策

2014年3月6日 川崎市宮前区:帯板下塗り

まずは破風に浸透シーラーをたっぷり塗布して下塗りです。このシーラーは、下地の表面を強化させつつ塗料の密着力をアップさせる性能があります。塗布面がしっとりと濡れて見えるくらいに、たっぷり塗布していきます。

シーラーは水っぽい材料なので、ローラーに含ませたらよく缶の中で切っておきます。そうしないと飛散したりダラダラと垂れてきてしまうので、適量に調整することが大事です。

2014年3月6日 川崎市宮前区:破風下塗り

破風板も同様に塗っていきます。前日に下塗りした屋根鉄部にシーラーを付着させないよう、先に境界部分を刷毛で塗ってから、全体に塗布しました。

2014年3月6日 川崎市宮前区:帯板下地処理

2014年3月6日 川崎市宮前区:帯板下地処理前

2014年3月6日 川崎市宮前区:帯板下地処理後

こちらは帯板の下地処理をしているところです。帯の上部が下地ごと欠けており、表面も凹凸ができてしまっているため、ゼロパテという材料を使用して補修しました。
このゼロパテは密着性に優れ、ひび割れしにくい弾性のもの。パテを欠けた部分に乗せてヘラで平らに均していきます。表面の凹みにもパテを重ね、周囲と馴染ませるように平滑に仕上げました。

塗替え前には、このような下地処理を徹底的に行います。塗装で厚膜はつけられますが、下地処理をしなければ凹凸模様が出てしまいます。また、傷んだ箇所を根本から修復して塗装をする方が長持ちしてくれます。

次回は付帯部塗装と外壁下塗りに入ります。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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