本日は先月の施工から、栄区公田町で行った4月1日の作業風景をお届けします。
担当した職人は一級塗装技能士の川口です。
この日は全体のタッチアップをして、仕上げた塗装をより完璧に近づけます。また、工事中に付着させてしまった汚れもきれいに取り除いていきます。タッチアップをするところは、塗装箇所を確認して回った際にあらかじめマスキングテープで印をつけています。そこを目印に補修塗りをして仕上げていきました。
ここは軒に外壁の塗料が付着していたので、上から塗装し直しています。白い部分に濃い色がついてしまっているので、近くで見るとはっきりわかるのです。軒に使用した塗料をもう一度重ねて、周囲と馴染ませるように整えました。
足場がなければ見える部分ではないかもしれませんが、どのような場所でも徹底的に塗り直しをするのが塗装職人です。ときには、目をよく凝らさないとわからないような小さな付着もあります。チェックする際は念には念を入れて見ています。タッチアップでは塗料の付着だけではなく、塗料が完全に乾ききらないうちに体が触れてしまい、削れてしまったようなところも、同様に補修します。
塗装していない箇所に付着した塗料は、柔らかい布(ウエス)にシンナーを含ませて拭き取っていきます。
これで今回のタッチアップと掃除が終わりました。
各所の塗り分け線もきれいに出ましたし、塗料の付着もなくなりました。特に濃紺の外壁は陽の光が当たり、見事な光沢が現れていますね。
いよいよ次回が工事の最終日となります。足場解体後の養生剥がし、最後のタッチアップをします。