先日から引き続き、横浜市都筑区での外壁塗装です。
あいにくの曇り空。それでも肌にまとわりつくような蒸し暑さの中での作業でした。
横樋と破風は塩ビゾル鋼板と言う表面が皮のような材質になっています。この部分は普段使っているものではなく、材質に合った専用のプライマーを使って下塗りをしました。細かいところは刷毛を使い、平らな面はローラーを… と、道具を使い分けて丁寧に作業します。
遮熱効果がある真っ白な塗料を使って進める塗装作業。屋根に降り注ぐ太陽光は屋根に当たって家全体を暖め、室内の温度を上げていきます。
通常の塗装でも少しは熱を反射しているのですが、サーモアイなどの遮熱塗料を塗装することによって、それ以上に屋根に当たった太陽光を反射することとなり、家へと伝わる熱を減らすことで、結果として室内の温度を下げることに繋がります。室内の温度の下げる効果が期待できるため、エアコンなどの省エネにもなり、室内での熱中症対策にもなります。
ですが、天気の良い日の屋根塗装は本当に暑く…時には50度を軽く超える灼熱の屋根上で作業する時もあります。この日も熱さと戦いながら職人・曽根カズが、ローラーにたっぷりの塗料を含ませて隅まで行き渡るようにしっかりと転がしていきます。勾配のある不安定な足場での作業に加え、アンテナを押さえるワイヤーが四方に張ってあったので、足をかけないよう注意しながら作業しました。
足場を支える単管を片手で掴み、斜めの体勢で普段生活していては見えないようなところの施工もキッチリと仕上げていきます。