保土ヶ谷区にある「花物語」さんでの鉄部塗装も仕上げの段階になりました。
パテ埋めから下地処理、錆び止めを塗布して中塗り~上塗り、と手間をかけ厚い塗料を重ねた部分は落ち着いた青色で仕上げます。
段差のある部分に設置されているフェンス。
腐食部分の進行を食い止めるために錆び止めをしっかりと塗布し、光と緑と青色で爽やかに仕上がりました。これからの季節は少し寂しくなってしまいますが、春に向かうにつれて色彩豊かな花や、夏にはまた新緑が目を楽しませてくれそうです。
こちらは2色で色の塗り分けをしました。
養生をしっかりと施し、時には職人の腕だけで塗り分けの線引きをして、ガラス部分にも塗料が付くなんてことはありません。
1つはフェンスや手すりと同じような淡い青で爽やかに。もう1つは濃い緑が混ざったような青を使って重厚感が出る仕上げになりました。
それぞれの部屋の窓外にはめられている手すりも青で統一。
窓から見える室内のカーテンの色もブルーで纏められているようですね。青はリラックス出来る色としても有名なので、住居者の方々が落ち着いて過ごせるように。との配慮なのでしょうか。
下の写真は階段の上塗りでローラーを転がしている職人の姿です。
ローラーだけとは限りませんが、全ての塗装が終わった頃合いに再度全体を見直して、塗り漏れや掠れがある部分に付箋でチェックを付けていきます。その後で付箋チェックを付けた部分に刷毛やローラーを転がして、塗料を更に重ねて綺麗に仕上げることをタッチアップと言います。塗るだけではなく最後の見直しまで気を抜かず、しっかりと厚い塗膜を作り上げました。
完成全景です。「花物語 保土ヶ谷の家」と看板が目立ち、ベージュ色の外壁に青が映えて落ち着いた爽やかな仕上がりになりました。
鉄部の錆びや腐食部分もしっかりと補修したので、雨水が漏れるようなことはありません。新しく塗装した花物語さんで、心機一転 新鮮な気持ちで過ごしてもらえたら嬉しいですね。
お疲れ様でした。