今回ご紹介するのは、横浜市でもとても閑静な住宅としては有名な泉区のお家です。とてもおしゃれなデザインなお家ですよ。
さて施工は1階部分の外壁がレンガ調のサイディングのため、ここはクリヤーで塗装。しかもプロテクトクリヤーのフッ素でいきます。
2階はいつも通りの塗装です。スレート屋根はもう定評の出てきたパーフェクトクーラーベスト。ひび割れていた場所に少々驚きでしたが、きっちり補修させていただきました。
外壁サイディングも1階と2階の色が分かれているのでシールの色の使い分けも必要です。その部分はまた後でご紹介します。
それでは行ってみましょう!
目次
施工前と施工後
- まずは塗装前です。果たしてどの程度変わるのでしょうか・・ それにしても天気がいいですね
- 塗装後です。全体が明るくなりました。ともに天気がいいので写真のコントラストの違いではないですよ。しっかりキッチリ塗装させて頂いています。 ただ塗装前と塗装後の違いは見る人にとっては大きく好印象を与えますが、見た目と耐久性とは無関係ですからね。写真で耐久性を推し量れたら他の業者さんとの差別化を図れそうなものですが・・(笑)
見積もり調査前
- 雨樋も日焼けしてます。ここも外壁塗装の完成度の重要な引き立て役ポイントになります。
- 1階の外壁。これが光沢が出でいい感じに仕上がります。
- 図面で言えば平面図的に四角いお家の方が作業が断然しやすくなりますが、このように外壁が出っ張ったりへこんだりと出隅や入隅があると養生、色と塗料の塗り分けでだいぶ手間も変わってきます。同じ家の面積でも価格が変わる大きな要因でもあります。 これがもし平面なら倍ほど作業のしやすさが変わってくるんですけどねぇ。。
- もう仕上がった感がありますが、施工前です。
- ベランダ下に日よけのシェードが取り付けてありますが、後で外します。やはりベランダ面の側面は一番紫外線が当たり外壁やシールにも手ごわい相手となります。
シール
- アップするとこんな感じですね。 上がアイボリーで下が茶系色です。ん~中々の手ごわさですな
- このサッシ周りのシールが2色です。
- 1階クリヤー部分のシールです。ここはシールの色がそのまま出でしまうので目地と同じ色に合わせます。若干違うように見えますが、同じクリヤーの目地でも日の当たり具合の劣化で側面によって色あせるなどして色が変わっている場所があったりします。その中間色といったところでしょうか。
- 先ほどの玄関正面の2階部もこのように。正面のレンガ調はクリヤー塗装で両脇は塗りつぶし。塗料の塗り分けはもちろんですが、透明クリヤーのため両側のアイボリーの塗料を付けてはいけないので養生も必要ですがシールの色をどちらにしようか迷うところでもあります。ただ新築からの仕様の色にここはお任せです。
- 打ち替えと部分的に打ち増しもあります。
- エンドキャップまわりもすべてです。
- 今回はシールが仕上がったところから見て頂きます。 サッシ周りはボリュームあるシールができる納まりのサッシのためガッツリ打っています。
- クサビ足場。ご近所に迷惑をかけないよういつもどおり屋根上まで十分高さを確保しております。
- 仮設足場組み立て・解体:206平米
- 飛散防止用メッシュシート張り:206平米
- 外壁高圧ジェット洗浄:179平米
1階・外壁塗装(フッ素クリヤー)
- いきなり完成です。がもちろんきちんと行程踏んでいますのであしからず。
- ほぼさびが除去できました。ぶれてますがこれしかない・・
- さびが浮いてきています。
- 1階レンガ調サイディングの釘部の錆びです。クリヤー仕上げなのでゴシゴシケレンするわけにもいきません。さび除去剤で浮かして取ることにしました。
シール工事
- クリヤー部化粧・後打ち
- 塗りつぶし部ノンブリードシール先打ち
- 既存シール撤去・注入・ヘラ均しおよび打ち増し
合計315メートル
2階・外壁塗装
- 特に玄関周りはお客様の出入りもする場所なので、足場の建地には発泡スチロールの養生クッションカバーを付けます。
- たぶん何千回と繰り返しているので中塗りとか上塗りとかの作業にもう特別な説明は付けられなくなっている今日この頃。
- 上塗り。
- 中塗り。
- 2階のサイディングの下塗り。
- 一級塗装技能士の近藤です。エアコンホースを外壁から一旦外します。その養生です。
仕様:外壁塗装
- 養生:116平米
- 下塗り塗料 uv プロテクト4F クリヤー:0.5缶
- 上塗り塗料 uv プロテクト4F クリヤー:0.5缶
- l階クリヤー外壁塗装施工費:49平米
- 下塗り塗料 ファインパーフェクトシーラー:0.5缶
- 中塗り塗料 パーフェクトトップ:1.5缶
- 上塗り塗料 パーフェクトトップ:1.5缶
- 2階外壁塗装施工費:99平米
仕様:付帯塗装・ファインパーフェクトトップ
- 破風:42M
- モール:17M
- 軒裏:22平米
- 雨樋:72M
- 庇上スチール:2箇所
- シャッターボックス:5箇所
- シャッターボックス小:2箇所
- フード:1箇所
- 水切り:32M
屋根塗装
- スレート屋根の洗浄時。塗れている状態です。コケ等は乾燥している時は錆でいるように茶色く見えますが、塗れると黄緑色に変わります。
- 多数のクラックです。 恐らくですが、新築時から見逃されてきたのではないかとあくまでも推測です。 一応補修はしてありますが、その補修も雑な感じでした。しかもシリコンシーリング。
- ただわざと補修材に厚みを付けるためそのようにしたというのも見受けられなくないですが、パミールのようなノンアスベストには少々その危険性ありなのです。
- 高圧洗浄が終わり、補修も部分的にやり直す必要なところもあると認識したところでいざ施工です。
- ケレンの足付けですね。この部分は状態は悪くないです。
- まずは板金部のザビ止めです。釘の打ちなおしも並行にしています。
- 刷毛以外にもローラーでもさび止めをします。
- 雪止めのザビ止も完了。この屋根の勾配は急なので親綱のロープを足場の端から端まで掛けています。
- 補修部分をカッター等で撤去します。
- プライマー塗布後・・
- 新たに補修をしていきます。
- 屋根はもうお馴染みの?パーフェクトクーラベストーです。最近はサーモアイの次にというよりかは急激に追いかけてきている優れものの断熱塗料に限りなく近い遮熱塗料です。 その下塗りのパーフェクトクーラーサーフです。
- 中塗りです。遮熱と断熱はネットリ系の塗料なので、希釈率を守って塗装していきます。
- 上塗りです。
- 屋根塗装の完了です。
仕様:屋根塗装
- コロニアル屋根高圧ジェット洗浄:64平米
- 下塗り塗料 パーフェクトクーラーサーフ:2缶
- 中塗り塗料 パーフェクトクーラーベスト:1缶
- 上塗り塗料 パー フェクトクーラーベスト:l缶
- 雨押え鉄部:1式
- 屋根塗装施工費:64平米
完成
- 一通り完成しました。がチェック段階でこのようなしぶきが見られます。
- いずれも土台水切りのグレーの塗料がついてしまっているようなので後で補修をします。
- いいツヤが出ています。
- 上の写真と色が違うのは、ただ日の当たり具合の違いです。
- アイボリー仕上げ。
- 高級感ありますね。
- 足場の解体後です。青空くっきり。
- 家的に凸凹がある外壁で手間はかかりましたが意匠性の美しさができますね。
- 配色も良いと思います。
- 縦帯と雨樋、破風板、しっかり全体を引き締めまとめあげています。
- 後はフッ素の実力期待したいですね。
- 以上横浜市泉区からの現場実況でした。
※他のお客さまのフッ素塗装の動画です。
※再塗装のご注文を頂いた「お得意さまシリーズ動画」です。
※以下、サイディングクリヤー塗装関連の参考情報です。