旭区希望が丘の、築約35年のお宅です。
築年数の経ったお宅で傷みも多く、本来は壁や軒天の張り替えなど大工仕事、外壁塗装などトータルな工事が必要ですが、4~5年後にそれをお考えだと言うことで、今回はまず、下屋トタン瓦棒塗り替えのご依頼でした。
施工前の各写真をご覧いただくとわかるように、下屋トタン瓦棒自体に傷みが見られましたが、木部やその他の部分にもさまざまな傷みがありました。
ケレンによる下地調整が主になるので、あえて足場工事を行なわず、脚立とハシゴを用いての工事です。入念なケレンが必要で、下地調整に多くの時間とエネルギーを割くことになりました。
万全の下地調整を行なったうえでの施工は、木部や手の入りづらい箇所を刷毛で、下屋トタン瓦棒は主にローラーで、と道具を使いわけて丁寧に行ないます。もちろん、下塗り、中塗り、上塗りの濃厚3回塗り仕上げ。施工中は暑い季節で、足裏にトタンの熱を感じながらの作業でした。
塗装完了は見事な仕上がり。傷みが激しかった箇所もまるで新築時に戻ったように蘇り、施主様も輝きを取り戻した塗装工事に大満足。喜びの言葉をいただきました。
以下、今回の仕様です。
屋根瓦礫・玄関先庇上手粒、ケレン・下地調整:86㎡、養生:1式、サーモアイプライマー:1.5缶、サーモアイSi:2缶、屋根塗装施工費(下+中+上塗り):86㎡