神奈川区、マンション大規模修繕の下地補修中~

今日の雨はすごいですね。久しぶりの本降りという感じです。現場は休みです。

昨日も更新しようと思いましたが、バタバタして更新できずじまいでしたので、本日お伝えします。

 

今回の現場は神奈川区の5階建てのマンションの大規模修繕工事です。作業は外壁補修ですね。主にクラック(ひび割れ)やモルタルの浮きなどにエポキシ樹脂注入をしました。前日には打音検査して、補修場所の特定は済んでいます。

ちなみに私は作業はいませんが、これでも国家資格の「樹脂接着剤注入施工技能士」も持っています。正直に言えば、現場でこの資格が発揮されたことはありません。私より技術に優れている職人にすべて任せています。

マンション外壁のひび割れ国家資格

このマンションは築30年以上で、やはり各所随時に塗膜剥離、浮き等が見られました。写真はほんの一部です。劣化場所だけの写真ですが、これ以上掲載しても同じような写真ばかりですので。

ちょっとだけ驚いたのは、以前の修繕工事だと思うのですが、足場の控えのアンカーの穴がそのままだったということ。要は足場と外壁が繋がれているこの部分。

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どうしてもドリルで穴を更けて壁つなぎとしてアンカーを取るのは致し方ありませんが、工事が完了して足場を解体というときに、この穴は当然埋め戻すはずなのですが、この写真を見る限りどうみても埋め戻した形跡がないのです。穴を埋めて後からポロリと埋めたものがとれたというようすも一切ありませんでした。

ずっと前の話ですが、この外壁に穴を開けたくないというお客様がいらっしゃって、穴を開けずに窓と足場を固定して足場を組んだことありました。まぁそれは3階建てで低い鉄筋コンクリートマンションということと、私自身が足場を組んでいたもう15年近く前の話で、あれこれ頭をひねって自由に足場を組むことが出来たからです。

これはその当時通りに足場屋さんにお願いしても、普通とはちょっと違った足場組みのパターンでしので、たぶんお願いはできない足場でしたね。さらにそのやり方というのも、一部窓を10センチほど開けっ放しにして、そこで固定するやり方でしたので工事期間中はずっと10センチ開けっ放しです。

 

もちろんお客様にその組み方は了解済みというより、それでやってほしいということでしので、穴を開けずに足場を組んだ経験があります。

これが当時の写真です。足場屋さんにすれば笑われてしまう足場ですが懐かしいですね。しかもクサビ足場ではなく単管の抱き足場です。

と、いつも通り話が飛んでしまいましたね。

昨日はこの他にも横須賀の現場の話もしたいのですが、それも話が長くなりそうなのでこの辺で~(^u^)

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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