一級塗装技能士、講習のその後。

暑いです。関東でもようやく梅雨明けの発表がありましたね。

とっくに梅雨明けしているような天気でしたが、水不足で取水制限も関東北部では行われているようです。ちなみに同じ関東でも、水がめを利根川水系だけにたよる他の県と違って、ほかのダムによる水がめがあるようで取水制限はめったにないらしいです。でも心配になりますね、ちょっとだけ。

心配になるといえば、一級塗装技能士です(笑)

今年は関連業者さんとあわせ3人が検定を受けます。それで先日講習会に行ってきたという訳ですが、前回の不合格者の一人を除いて二人は中々難しくて作業にかなりの戸惑いがあったようです。

これが講習会で行った結果です。コンパネに玉吹きです。これはうまい具合に吹けてます。

よくモルタル外壁でみかけますよね。この模様。スタッコともよく呼びますが、石膏のようなぼったりしたものをガンに入れてコンプレッサーの空気圧で飛ばして吹き付けます。

実際の練習風景はこちら。

これはちょっと密度が高いです。

これは偏りすぎですかね。コンパネの周りにも吹くようなイメージだといいんですけどね。

吹くと同時に体勢を保持しながら腕も横や立て移動するので一定速度が望ましいです。

こちらは色の調合とケガキ線からはみ出ないようにする刷毛の技術です。

ちなみに採点は減点法ですが調色による減点は少ないようです。確かに色は、塗料がはみだしたりするのとは違って人によって見え方が違うのでそうなのかなと思います。実際にも検定後の色板をみると受験者それぞれ全く色が違いますからね。

しつこいようですが、一級塗装技能士の試験はベテランだからと言って合格がしやすいかといえば全然そんなことありません。講習を事前に受けて何度も練習しなくては、合格は困難です。前回不合格だった職人が今回は優位な感じで講習を受けていたというのは、そのためです。

合格率50%という一級塗装技能士になるまでの道のりと職人の素質

夏の後半に実技試験が始まります。

それに合わせて合格に向けて全員気合いが入ります!

合格当初の感想がこちら厚生労働省の【技のとびら】のサイトにも掲載されているので参照してみてください。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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