久しぶりのブログ更新です。今日はある事件が起こりました。
現在、おかげさまで職人が追い付かないほど忙しくさせてもらってますが、今日もいつもどおり、あわただしく朝事務所内で職人と打ち合わせしている時、かすかにネコの鳴き声が聞こえるんです。
職人がその声に気づくも、どうせ外から聞こえてるんだと思ってましたので、別に気にも留めず、打ち合わせをしていました。確かにお隣が世話をしているようなネコはよく見かけます。それでも、かすかに聞こえるネコの鳴き声が気になった職人は、聞こえる方に目を向け始めました。
目を向けた場所は、背の高さよりある、上下4段ほどに分かれている工具箱の棚。なんと、その一番下の隅にある工具箱からネコの鳴き声が聞こえてくるんです!
職人がそっと覗き込むと、ものすごい勢いでネコが飛び出して行ったのです。残った箱の中を見ると、また何ともかわいい目もあいてない赤ちゃんネコが4匹もいるじゃないですかっ!まったりとそれぞれの赤ちゃんネコがぴったりと寄り添っています。
それより、いつ頃からその箱の中からいたのか。
子ネコを箱の中で生んだって言うことは、普通に考えて1週間ぐらい前からいたはずです。確かに前兆はありました。
別な職人が数日前にネコの鳴き声に気づいていたこと。もう1カ月ほど前になりますが、2階の階段のところにしてあったウンチ。
その時は、朝事務所に入るなり、すぐにその匂いに気づきました。階段をのぼると、それはしてあったので、すごいビックリしたのです。
笑い話ですがその時はネコと思わずに、一瞬酔っ払いが会社内に入ってきたものだとも思ってしまいました。
事務所の横は倉庫です。その倉庫の隅をよく見ると、ネコ1匹通れるか通れないかぐらいの隙間があったので、どうやらそこから侵入していたようです。
それはそうと、目も開いてない赤ちゃんネコです。
親ネコはいません。ミルクがなければ死んでしまいます。
朝からこんな状況に合うとはまさか思ってませんでしたので、どうすればいいか迷った挙句、妻に助け船の電話です。最悪の場合、動物病院でもらいネコの掲示と見つかるまで世話をしてくれるらしい話を聞いたので、ひとまず、先のことは安心です。
その話を聞いた娘は、「かわいい」「見たい」と、子供ながらの勝手な話をしていたらしいですが、私はとりあえず親ネコから赤ちゃんネコにミルクをあげさせる状況をつくるのが仕事です。
事務所内に置いていては、人の気配に気づいて近づかない。直観でおとなりに関係のあるネコだと思っていましたが、話をしようにも留守。
結局お隣との境界のところに箱ごと移しました。
すると、すぐに親ネコが近づいてきたのです。私がいるのを察知されるとまずいので、すぐに事務所内に身をかわし、しばらくして遠くからそっと箱をみると、ほっとひと安心。。
箱の中から親ネコの頭がわずかに見えていました。
なんかほのぼのしますね。
箱を境界においたときすぐに見つけて近づくっていうのは、子供のことを相当気にしてた証拠。やっぱり母親なんだなーって、しみじみ思っちゃいました。
それからは、お隣が帰ってきたので、今日のことをすべて話すと、あわてたように箱のもとへ。
すると親ネコが飛び出して行ってしまいました。
飼い猫かたんに餌付けをしているのかは詳しいことはわかりませんが、大事そうに持ちながら、箱ごと家の中に消えていきました。
よかった、よかった。。