本日は横浜市神奈川区のお宅で行った施工の様子を掲載します。
担当の職人は一級塗装技能士の川口、星野、曽根カズの3人です。
今回の現場は築16年ほどの、4階建てALC外壁住宅。
足場は屋根より高めに組んでもらい、メッシュシートで覆って周囲への洗浄水や塗料の飛散を予防します。塗装工事では、ご近所への配慮も大切な仕事のひとつです。
まずは家全体を水洗いして、コケや土汚れなどを落としていきます。特に屋根は付着物が残った状態で塗装してしまうと、塗料が密着不良になってしまう恐れがあるため、念入りに洗浄していく必要があります。
黄土色のコケが全体的に付着している屋根。
最高150キロ圧で水が噴射される高圧洗浄機を使用して、蓄積された汚れを落とします。洗浄した水や生えているコケで滑らないように、屋根の下から徐々に上に進めます。
洗浄機の威力はかなりのものですが、こびりついたように付着している汚れは簡単には取り除けません。何度も洗浄ノズルを往復させながら、きれいにしていきました。
こちらはバルコニーです。今回はウレタン防水もするので、やはり入念に洗浄してウレタンの密着性を良くします。全体的に土汚れが溜まっていたようで、ジェット水流を当てると、元々の床の色が見えてきました。目地内にも丁寧に噴射します。
最後に汚れを流している様子なのですが、明るい床の色が現れて先ほどの写真とは大きく印象が変わりましたね。
こちらは外壁を洗浄する職人・星野。両腕で洗浄ガンを支えながら、上下に何往復もさせてしっかり汚れを落としています。
この面の外壁は平滑ですが、目地が縦横に入ったデザインパネルもあるので、凹部分もきっちり洗浄。
他にも軒やドレンパイプなど付帯部も含め、お宅全体の水洗いをしてこの日の施工は完了しました。