塗装指導員

先日、神奈川県知事認定の職業訓練指導員の試験がありました。
通称、塗装指導員というものです。

ちなみにどれほど、すごいというか、希少というかという物差しでお伝えするとすれば、インターネットでも良く目にする「一級塗装技能士」という資格があります。厚生労働省が認定する、国家資格です。

その両方の資格を数字にすると、

一級塗装技能士:
平成19年合格者、116名
平成20年合格者、87名
平成21年合格者、83名

塗装職業訓練指導員:
平成19年合格者、6名
平成20年合格者、12名
平成21年合格者、6名

受験者数が圧倒的にちがうので、合格者数もちがいますが、それよりも、塗装職業訓練指導員は受験するまでが、塗装技能士よりも大変なんです。

塗装技能士は実務経験7年で受験資格があるのに対して、塗装指導員は15年が必要になります。別に15年行かなくても、一級塗装技能士をもっていれば受けることもできます。

合格率50%という一級塗装技能士になるまでの道のりと職人の素質

今年は、うちから2名の塗装指導員の合格者がでました。ホッとしています。
あともう一人。今年はうちの星野が一級塗装技能士を受験します。今から、ドキドキのようで準備を周到に、本番に備えて少しずつ練習をし始めています。

合格率は半数以下ですからね。
国家資格だけあって、結構難しいものなんです。

ちなみに合格した代表の感想は、厚生労働省の【技のとびら】のサイトにも掲載されているので参照してみてください。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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