外壁塗装の価格の根拠について騙されない確かな目を持つ

チラシ広告などは、はじめから消費者に価格を表示する必要があるので、安さを魅力として打ち出しています。
ただ業者の目線で見ると、塗料の種類ひとつとっても、質に深くかかわる肝心なことは明記されていないことがよくあります。

塗装工事の方法も、業者によってやり方は様々です。

しかし品質を保つために守らなければならない「仕様」というものがあります。

つまり、塗料メーカーは
「品質を保つために、このとおり作業してください」
と使用する業者にたいして規定を示しています。

ところが「規定どおり」といっても簡単にできるわけではありません。実際には非常に手間と時間が掛かります。

現場には、手を伸ばしてやっと届くような場所や、ほふく前進のようにして寝転ばなければ塗れない場所などもあります。

足場の上にのぼって見ない限り、確認する事ができない場所もいくつも存在します。塗装の過程でも、同じように手間のかかる作業があります。

お客さんが目で見て把握できてしまう作業より、塗れば隠れてしまう作業の方が、どちらかといえば耐久性に強く関わるものです。
隠れてしまう作業だからこそ、人間性や仕事に対する思いによって質が左右されます。

飲食店のチェーン店は、どこも味がおなじですが、それは統一したレシピがあるおかげです。トヨタ自動車のどこの販売店で新車を買っても、品質は一緒です。

しかし塗装工事はちがいます。
たとえ高品質塗料で統一し、工事内容が厳しく管理され、同一の会社で工事をしたとしても、職人が変わればほとんどの場合、統一した品質を保つというのは困難です。

積み上げられた知識や経験があっても、仕事への思いがなければ、作業するのが困難な場所や労力が必要になるほど、仕事内容の差は広がっていきます。

だから、どんなに忙しくても知り合いの仲間の職人以外に仕事を頼む事ができません。それはお客さんが信頼できる職人にしか工事を頼めないのと一緒です。

見積書を作っているときによく思うことがあります。
「規定どおりの作業」に、時間と手間がかかるのはあたり前。でもそれについて知らなければ、だれでも安い見積書に魅力を感じるだろうと。

塗装は予算に応じた工事が可能です。たとえば100万円かかるところを、予算が50万円なら50万円でもできます。

それは完成された製品を買うのと違い、注文を受けてから製品自体の質を変えることができるからです。でも、その質の差がはっきりわからなければ、価格だけで判断されてしまうことになりかねません。

車のエンジンや、霜降り肉など、明らかに質の違いが判断できる数値や見た目の差があればいいのですが、塗装の場合はわかってもらうには難しいものがあります。ですから質の高い工事を求めるなら、見積もりを依頼するときには、予算は絶対に言わない事です。

予算を伝えれば、質を落として無理にその予算どおりに仕上げる可能性があります。それだけでなく、伝えた予算より本当は安くなる工事でも高く吊り上げられてしまう可能性も否定できないからです。

最初の見積もりから、2割~4割の値引きにも疑問を持つべきです。
最初の価格は、後から値引きされる価格が割安と感じられるよう演出するための価格かもしれません。そのような価格提示をする業者からは、品質のいい工事はイメージできないからです。仮に最初の見積もりが本当の価格だとしても、それだけの値引きをしたら、工事に影響が出ないはずはありません。

また「一式坪○○円」というものにも、注意が必要です。
たとえ同じ大きさの家同士でも、価格は同じにはならないからです。

工業製品やたくさんの材料を使って作るものは、材料の工夫や仕入れの仕方などで努力をすれば質を下げずにコストを下げられる余地が生まれます。

そういうものとは違い、塗装工事が提供するのは、ほとんどが形として見えない手作りの作業です。

さらに、あまり長い間、足場を組んであるのもうっとうしいですが、あまりに早い工期を示されたときも注意が必要です。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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