本日は相模原市中央区の現場から施工風景をお届けします。
今回は築20年弱、はじめて塗装工事をされるという、コロニアル屋根にサイディング外壁のお宅です。
まずは家の水洗いをして汚れや付着物を取り除き、きれいにしてから塗替えに取り掛かります。
手前はすでに洗浄をしたのですが、奥の屋根はまだなので黄土色のコケが一面にびっしりと付着しています。ここまで発生していると時間はかかりますが、洗い甲斐もありそうです。
特に屋根は付着物がある状態で塗装をしても、塗膜が剥がれやすくなってしまうので、しっかり洗い落とすことが大切なのです。
最高150キロ圧が出る高圧洗浄機で、屋根の下側から少しずつ洗います。コケはなかなか取れにくいことに加え、大量に発生しているので、洗浄ノズルを何度も入念に往復させて、削り落すように取り除いていきました。
時間はかなり要しましたが、ご覧のようにきれいにコケを除去することができました。下塗りに使用するシーラーもよく浸透し、塗膜の密着力も強化されると思います。
雨樋は一部、接続部が外れているところがあったので、補修しました。
屋根を終えたら、次は樋の側面や破風、軒、外壁と下りながら家全体の汚れを落としていきました。サイディングの目地内にもジェット水流をよく当てて、細部まできっちりきれいに。
次回は屋根から塗替え開始となります。