今回はキルコートを使ったスレート屋根の断熱塗装です。
もちろん外壁も塗装をしてますが写真が少なかったため屋根中心にお伝えします。
施工は一級塗装技能士の川口です。
材利はキルコート。
ガイナも有名ですが、性能的にはキルコートのような気もしなくもありません(推測)。
いずれも外気温をシャットアウトして冷暖房費の支出をなくすためには肉厚に何回も塗る必要があります。
塗料よりやはり施工によるところが多いと思います。
- 足場に宣伝シート張らせてもらってます。
- 屋根塗装前。うっすらこけ類が見えます
- 一部スレートが欠けています。
- ケラバの鉄部の釘が抜けかかってます。
- ハンマーで打ち直します。
- 高圧洗浄です。屋根上まで十分に足場が組まれているため落下の危険性はほぼないです。
- ジェット水流で汚れも削り落とします。
- ローラーでシーラーを塗ります。
- 下屋根もたっぷりと。足場のジャッキもきちんと上げて塗装します。
- 雪止めにさび止めを塗ります。
- ケラバの塗装を密着させるために布ペーパーにて研磨します。
- キルコのベース塗料
- 下屋根にある雨樋に何回目の塗装かを確認できるようにしておきます。
- 施工前と違って断熱塗料のベースで真っ白になります。
- 反対側も。
- 中塗りも2回塗装するためややこしくならないようにします。
- この白色が太陽熱を反射するという遮熱性能の意味もあるのです。
- 複数の職人が入る場合は特にこの確認の文字は必要です。
- 中塗り2回目の完成です。
- 屋根の反対側も。
- 一級塗装技能士の川口が施工してます。
- 肉厚に塗るほど断熱性能UP
- 今度は上塗りに入ります。1回目です。
- 若干色が変わります。
- 天気も良いので作業も気持ちがいいのです。
- やはり下屋根のジャッキアップ。
- 上塗りにも印を。
- キルコの上塗り塗料
- 上塗り塗装の完成
- 次に最終工程のトップコートです。
- トップを塗布して完成となります。
- 断熱塗装と遮熱のためツヤは控えめです。
- きれいな寄棟の屋根。塗装は5層仕上げです。
- 縁切りをします。
- タスペーサーを使用していないので今後のクラックの心配は発生しません。
- 最後に下屋根。
- ちなみに外壁も塗ってます。
- 境界の外壁塗装
- 付帯部も。
- 最後に足場を解体して終了です。
仕様:
【外壁塗装】
仮設足場組み立て・解体:245㎡、飛散防止用メッシュシート張り:245㎡、外壁高圧ジェット洗浄:210㎡、養生:137㎡、下塗り塗料パーフェクトフィラー:5缶、中塗り塗料水性シリコンセラUV:3缶、上塗り塗料水性シリコンセラUV:3缶、外壁塗装施工費(下+中+上塗り):142㎡
【付帯塗装】(3工程・高級シリコン塗装)
破風:32m、軒裏(3工程・ケンエース塗装):8㎡、シャッターボックス:3箇所、庇上スチール大:1箇所、庇上スチール:1箇所、雨樋:54m、水切り:35m
【屋根塗装】
カラーベスト屋根高圧ジェット洗浄:44㎡、下塗り塗料キルコートB専用シーラー:0.5缶、中塗り塗料キルコート主剤クールホワイト(2度塗り):2缶、上塗り塗料キルコート遮熱トップ(2度塗り):1缶、雨押え鉄部(6工程・キルコート塗装):1式
、縁切り:44㎡、屋根塗装施工費(下+中+上塗り):44㎡
【バルコニー防水工事】
平場・立ち上がりウレタン密着工法:12㎡1式、高圧洗浄 室外機揚げ降ろし、ケレン・サンダー掛け・剥離・下地調整、プライマー塗布、メッシュ(平場のみ)、ウレタン流し込み、ウレタン流し込みトップコート塗布
【その他】
諸経費1式
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