今回ご紹介のお宅は2006年と10年後の2016年の2回施工させて頂きました。
今回は2006年の施工状況の紹介です。
横浜市神奈川区 Sさま(2006/10/27施工)
目次
塗装データ
- 施工箇所:モルタル外壁・屋根コロニアル
- 塗装内容:日本ペイントUVカット溶剤セラミックシリコン塗料 3層塗装
- 施工:一級塗装技能士社長、石堂ほか
- 工事のきっかけ:屋根のコケ、藻。経年劣化による外壁の色あせ。
- 当社に決めた理由:地域情報誌に掲載されていた記事を読んで頂いたのと、近くの塗装完了後の家を見て頂いて。
- 調査で判明した劣化場所:勝手口ドアの塗膜劣化
- ポイント:屋根の高圧洗浄。屋根以外は、いつもどおりの作業でうまく進めました。
- 当社感想:屋根面積がとても大きく、勾配が少し急のため、かなり大変でしたが、ほぼ社長の曽根一人で塗装しました。雨戸は枚数があったために、コンプレッサーを用意してカップガンにて吹き付けスプレーをしました。
見積もり時の調査および足場組み立て後に判明した劣化場所
- 少し屋根に勾配があるため、下からもびっしりと生えたコケと藻のようすがわかります。
- 黄色と茶色が混ざったような色が、コケと藻です。塗れると緑色になります。
外壁塗装の工事作業(モルタル)
- 足場組んだ様子です。
- 足場組立て後、養生をする前です。
- 養生後下塗りです。塗料は弾性系のフィラーを使用しています。クラック(ひび)の防止と、肉持ちのいい仕上がりとなります。
- 家全体を下塗りしたら、中塗りに入ります。
- 軒裏はケイ酸カルシウム(ケイカル板)なので、後で別に塗装をします。
- これは外壁の上塗りです。都合により下塗り、中塗り、上塗りとすべて違う色の塗料を使用しました。
- 仕上がりはクリーム系です。
- 足場解体後の仕上がりです。あまりよくわかりませんね。すみません。
屋根塗装の工事作業(スレート・コロニアル)
- 普通の水だけでも全然取れるのですが、コケと藻がすごかったので、作業効率の面でも薬剤散布を行いました。ちなみに散布30分ほど前に水道水で十分コケや藻に水を吸わせて、ふやかしておく必要があります。
- 強烈なジェット水流で、洗い流すというより、削り取っていく感じで洗浄していきます。 高圧洗浄によって、屋根の元の色が出てきます。塗膜がもっと劣化して弱くなっている場合は、塗膜も洗い流されます。
- 雨押さえのスチール部分には、赤さび色で錆止め塗料を下塗りします。
- 溶剤の強化屋根シーラーを下塗りしたところです。屋根材にたっぷり吸わせてあげます。
- 屋根スチールの部分は、角でローラーでは塗りにくいため、先に刷毛で塗装していきます。
- 天窓(トップライト)周りもスチールなので錆止めです。
- 上から中塗りしていきます。塗料は屋根専用のシリコン樹脂塗料です。
- 上塗りして、仕上がりです。
鉄部塗装の工事作業
- 雨戸です。普段から常にあけていることが多いため、上にくる左側の雨戸だけかなり汚れが目立っています。
- 代表の曽根が曽根がカップガンでスプレーしています。
こちらのお客様は10年後にもご注文を頂きました。
その時の動画です。
現場の仕様(2006年)
- 工事費用:1,400,000円
- 足場組立解体:221㎡
- 足場メッシュシート:221㎡
- 高圧洗浄(外壁・門塀):212㎡
- 養生:118-㎡
- 下塗り塗料・水性シリコン厚膜シーラー:4缶
- 中塗り塗料・一液ファインシリコンベスト3.5缶
- 上塗塗料・一液ファインシリコンベスト:3.5缶
- 外壁塗装施工費:151㎡
- 破風板塗装:41m
- 軒裏:21㎡
- 雨戸(大):8枚
- 雨戸(小):7枚
- ひさし:5か所
- 玄関ポーチ:3㎡
- 雨樋:60メートル
- 土台水切り:36m
- 換気フード:4か所
- 軒裏換気口:22か所
- コロニアル屋根高圧洗浄:104㎡
- 下塗り塗料・ファインシリコンベストシーラー:2缶
- 中塗り塗料・ファインシリコンベスト:1.5缶
- 上塗り塗料・ファインシリコンベスト:1.5缶
- 屋根施工費:104㎡
- 棟板金トタンカバー:1式