ハウスメーカーの家の外壁・ウッドテラス、付帯部分の塗替えと、シーリングの打ち替え工事を施工しました。
目次
シーリング打ち替え、破風・外壁中塗り塗装
1人がベランダの古いシールを撤去後にシーリングを打ち替え、その間にもう1人が破風と外壁の中塗りを進めます。
- 2階ベランダ面の破風の中塗りをしている私、柳澤です。上から覗き込むようにして、ハケ塗装しています。塗料をたっぷり塗布して、塗膜の厚みを出しながら、光沢のある仕上がりにしていきます。
- 3階ベランダのシールをしている曽根です。打ち替えをする箇所の両端にマスキングテープで養生をしてから、コーキング打ちをします。その後、ヘラを使って平らに均しながら、目地の奥まで密着させます。
- だいぶ、シールの仕事も「さま」になってきています。見た目は、ちゃらちゃら見えますけど、かなりの頑張り屋さんです。近頃の若者には少ない、芯のある弟子です。
- 弟子がシールを終わらせてくれた3階ベランダ面の、破風の中塗りをしている私です。写真ではわかりづらいかもしれませんが、コーキングを打った箇所が平らに仕上がっていますね。
- 久々の御大将 豊さんです。相変わらずパワフルでした。見えにくいですがハケで破風板を塗装しています。曽根にとっては、ベテラン職人の技を間近で見ることができる、良い機会だったのではないでしょうか。
- 同じく大ベテランの石堂さんです。めったに同じ現場に入れないので、今のうちに仕事のことを盗めるだけ盗みたいと思っています。こちらは軒天にマスキングテープを貼って、養生している所です。
- シーリング(シール)が終わり、次は壁の中塗りをしている曽根です。ローラーを使い、溝部分にも塗料を行き渡らせるように、しっかり塗り込んでいきます。
- トレードマークの黄色のタオルを巻いて、頑張ってくれています。脚立に乗って塗装中です。
- 破風の中塗りも終わり、自分も壁の中塗り塗装開始です。掠れや塗りムラが出ないよう、塗料をまんべんなく、たっぷり塗って厚膜にしていきます。
塗り残しが無いよう外壁を白く中塗り塗装
白い塗料を使用しているため、塗装していない箇所を見落とさないよう確認しながら、しっかり塗り込んでいきます。
- ベランダ面の塗装中です。腰壁のダメ込みをしてくれている石堂さんです。先に、目地部分をハケ塗装することで、掠れや塗り残しを防ぎます。この後、ローラーで全体を塗ります。
- 破風の上塗りをしている大将です。塗料をたっぷり塗り重ね、ハケ筋が出ないように塗膜の厚みをつけています。今回も最高にきれいな艶を出して、仕上げてくれました。
- カメラを向けたら、カメラ目線になってしまった曽根君です。いつもは作業に集中しているので、こういうことはないのですが…。
- 気を取り直して、ローラーで壁の中塗りをしてくれています。白い塗料を使用しているので、塗った箇所と塗っていない部分をしっかり確認しながら、慎重にローラーを動かして塗装します。
- 強風で養生が飛んでしまったので、剥がれた養生を押さえて直しをしている私、柳澤です。そのままにしておくと塗料が付着してしまう恐れもあるので、しっかり押さえておきます。
シャッター、玄関ドア枠にツヤが出るよう塗装
付帯部分もしっかり塗料を塗布して、塗膜の厚みをつけながら、鏡面のようなツヤのある仕上がりにしていきます。
- 給湯器の裏の外壁タッチアップ(補修塗り)です。給湯器はエアコンの室外機と違って、移動ができないので、この様に覗き込んでの塗装になります。塗替えが完了した箇所の完成度を上げる為に、手直しを加えます。
- ベランダのシャッターの塗装です。手に馴染んだハケで、一段一段しっかり塗料を塗っていきます。黒系の塗料を使用しているので、引き締まってシックに見えますね。
- 艶が出る様に、刷毛を使い分けながら気合いを入れて塗装しています。塗り上がったところは鏡面のようになって、私が映り込んでいますね。最後の段まであともう少しです。
- 物干し台の塗装です。かなり細い箇所なので塗るのに苦労していた様です。細部の仕上がりは完成度にも影響するので、きっちり塗って仕上げます。
- 目地刷毛で樋の上塗りを仕上げていきます。このハケは人形刷毛ともいい、人形に彩色する際に使われていたそうです。茶色いパイプ部分や金具には塗料をつけないよう気をつけて塗ります。
- ベランダのシャッターとは、また違ったシャッターです。上下に開くだけでは無く、一枚一枚が開閉するので、開けて見える所と、閉めて見える所があります。塗装するのも、なかなか手間がかかる形状だったりします。
トップコートを塗布してベランダ防水加工
ベランダ床の防水層の上に、紫外線の悪影響を防ぐトップコートを塗布してコーティング処理をしていきます。
- ベランダ床にトップコートを塗る為に、先にベランダの腰壁をタッチアップしてもらっている所です。ハケに塗料をたっぷり含ませ、目地部分を更に塗り込んで仕上げます。
- タッチアップが終わった所から、トップコート開始です。写真は、たち上がり(垂直面)部分を刷毛でダメ込みしている所です。ローラーで入らない箇所は、先にハケで塗装しておきます。
- ハケでのダメ込みが終わった所を、今度はローラーで塗装していきます。細かい部分は仕上がっているので、広い面にしっかり塗料をつけて厚みを出しながら塗り上げます。
- ハケでのダメ込みが終わった所を、今度はローラーで塗装していきます。細かい部分は仕上がっているので、広い面にしっかり塗料をつけて厚みを出しながら塗り上げます。
- ウッドテラス、腰壁の外側部分をハケ塗装している所です。いつになく真剣な顔つきをしているのは私、柳澤です。木部塗装は難しいところがあるので、いつにも増して集中して塗っています。
木部のツヤが一定になるようウッドテラス塗装
木部の塗装は、塗料を均等に吸わせないとツヤも均一にならないので、たっぷり吸わせつつも万遍なく塗ります。
- 前日に引き続き、ウッドテラスを刷毛で塗装します。写真では見えにくいのですが、腰壁部分を塗っています。塗料の色味はナチュラルなベージュ系で、外壁と一体感がありますね。
- 塗料の吸い込みが一定になる様に塗らないと、塗膜も艶も均一になりません。木部塗装は難しいのですが、だからこそ、やりがいのある仕事です。ハケ筋を出さないよう、塗り込んでいきます。
- 同じくウッドテラス塗装です。和田は前日に引き続き、天井部分を塗っています。脚立を使用したり、腰壁部分に乗って塗り残しの無いよう確認しながら塗布します。
- トップコートの上に敷くゴムマットを移動して、前日に塗ることができなかった部分の塗装をしている曽根君です。ハケとローラーを使い分け、しっかり塗料を塗布していきます。
- シンナーを染み込ませた布で、養生の隙間から洩れてしまった材料の拭き取り掃除をしています。どんなにしっかり養生をしても、どうしても塗料が漏れることがあるので、最後に確認しながら落として仕上げます。
- 材料の漏れ掃除、タッチアップ、すべての塗装作業が終わりました。最後に材料を置かせてもらっていた場所、玄関、お家の廻りの掃き掃除をして、全ての作業が完了です。お疲れさまでした
参考動画:ベランダトップコート塗布
施工日:2010年3月