3月も半ばになり、だいぶ日差しも暖かくなってきましたね。なかなか春の陽気が見えませんでしたが、今後は暖かくなる一方なのでしょうか。
本日は神奈川区子安通りで3階建てALC外壁のお宅の高圧洗浄を行いました。
職人は一級塗装技能士の竹内と二級の曽根カズの二人です。
足場の周りにはメッシュシートを張ることによって洗浄時の泥水が周囲に飛び散らないようにしています。このとき足場は、家の高さ(屋根)よりも高く組んでもらうことが大切です。
事前にご近所には、高圧洗浄を行うことをお伝えしており、布団や洗濯物を外に干さないで頂けるようにお願いもしています。それでも万が一のことはありますから、一番いいのは雨の日に洗浄できるのが理想ですね。
まずは屋上を洗浄していきます。築27年ではじめての塗替えをされるということで、土などの汚れが積もるように一面を覆っていました。ここを最高150キロ圧が出る高圧洗浄機を使用して、汚れを削り落すように洗っていきます。洗浄ガンをあまり早く動かしても蓄積された汚れが取れないので、ゆっくり当てるように動かしながらしっかり汚れを落としていきました。
ここで使用している洗浄機の威力は長靴に水流が当たってしまえば穴が開くほどですし、誤って手に触れた場合は想像もしたくないですが吹き飛んでしまう強さ…。扱いには手慣れた職人と言えども油断は禁物です。こちらは屋上のため平らな場所ですが、屋根の場合は勾配がありますので手元・足元にはより慎重を要しながら作業しています。
屋上は通気緩衝工法でウレタン塗膜防水を行うため、付着物は徹底的に落とす必要があります。屋根などの塗装と同じく、ウレタン防水でも下地に付着物がない平滑な状態にすることで、下地とウレタンの密着力を高めて剥がれにくい防水層が形成されるのです。
一度洗ったところは下地が見えるくらいまでにはなったのですが、まだ少し表面に土が残っているため最後にもう一度全体を洗い流してきれいにしました。
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