稲城市での二件目の屋根塗装は、キルコート塗料による断熱塗装です。
夏の屋根はかなりの温度になります。
キルコやガイナの断熱塗装は電気代節約のために有効な塗装方法です。
あまり件数のない事例なので、こうして改めてご紹介出来るのは塗装職人としても喜ばしくあります。室内温度を下げる塗装と言えば現在サーモアイを良く耳にしますが、キルコートはそれ以上の効果を発揮します。熱を遮断して室内温度を下げるだけではなく、保温で冬場も暖かい室内が実現するのです。しかも、キルコート(断熱)はサーモアイ(遮熱)よりも性能が高く、室内温度を最高9℃は下げてくれるんです。その分、値も張るのですが…。
それでは、そんなキルコート塗料での屋根塗装、中塗りの様子です。
照りかえしが眩しい屋根を、職人・竹内が塗装しています。
真っ白な下塗り材は遮熱・断熱塗装ならでは。サーモアイでは下塗りが真っ白に値するのですが、キルコートでは中塗り塗料が真っ白なものになります。この塗料、ふわふわとした質感の塗料で、普通のシリコン塗料での屋根塗装に比べて缶がとても軽いと職人が言っていました。ご覧の通り、片手で塗料缶を持てるほどです。(分量が少ない、と言うのもあるかもしれませんが、それにしても一斗缶ですので軽さも分かっていただけるかと思います)。
屋根一面真っ白になりました。
普段ならば中塗りは一度で終わりなのですが、キルコートの中塗りは二度塗装します。もう一度この真っ白な上から塗装をするので、境目も良く分からなくなったり…。
結局のところ下の動画のように屋根によっては6回塗ることもあります。
ただ単純に塗料の値段だけではなく手間も何倍もかかりますが、その分、断熱・保温と室内を過ごしやすくするためですから、しっかりと満足していただけるような塗装を心がけます。