職人の近藤です。
夏のような日差しの日が続きますね。
今日の現場は、横浜市保土ヶ谷区の住宅街にある、洋風瓦とテラコッタ風の装飾が印象的なお宅です。今回は瓦葺きの屋根のため、屋根の塗替えは行いません。破風と軒も外壁と同じ施工ですので、スッキリとした洋風のデザインが特徴です。
昨日高圧洗浄が終わったので、付帯部分の下塗りと外壁の養生を行いました。
まずは、シャッターボックスなどの鉄部にケレンをかけていきます。ケレンには、汚れを取り除きつつ塗面と塗料との密着が良くなるよう細かい傷をつける役割もあります。
ケレンが終わったら養生をして下塗りです。
雨樋もケレンをした後、下塗りを進めます。
並行して、外壁の養生を進めていきます。写真は電線の留め金を外しているところです。施工方法として、塗装の際に金具を外した方が塗装作業が早いのと、塗装、乾燥の後に金具を再設置することで、仕上がりがキレイになるからです。
テラコッタ風の飾りは、風合いを残したいというお客さまのご希望のため、養生を行ない塗りつぶさない仕様になっています。
こちらのお宅は同じデザインの家が数件建ち並ぶ一角にあるのですが、どうやらお隣も最近塗り替えたばかりのようです。こういった地域では、デザイン性を重視した色合いなどのご提案をしています。
街に調和する外観をアドバイスするのも塗装屋の仕事です。