屋根を貫通させる足場工事とポリカーボネートの波板の張り替え  

僕は基本的には塗装工事ではなく、補修工事など大工仕事を中心に現場に入ります。

他の班と協力して現場に入る…というよりは、塗装工事の前段階で大工として単独で現場に入ることが多いのですが、今回は足場班と一緒に現場にはいりました。

このブログでは、そんな足場班と協力する形で入った現場作業と、安価で使いやすいポリカーボネートの波板を使用した増築工事についてのご紹介です。

 

隣家との間が狭い場合の足場

 

今回担当するお宅は、外壁塗装と屋根のカバー工法のご依頼でした。

1階が工場で、2階を住居にされているお宅でしたので、工場の荷物などにも気配りが必要です。

写真を見て分かりますように、こちらの家は両側の敷地がせまく足場を建てるのに少々難儀します。建てた足場も、写真のように作業床はあるものの非常にコンパクトなものでした。

裏手は敷地ギリギリに波板の屋根があり、このままでは足場が建てられません。

そこで、波板に穴を空けて足場を貫通させるような形で裏側は足場を建てることに。

また波板を貫通させるので、波板の張り替えなどのご依頼も頂きました。

波板に穴を空けること、そして波板の張り替えが今回大工として僕が担当する仕事です。

波板に穴を空けるというと、簡単そうに思いますが、実はこの下は工場の物置になっています。ただ穴を空けますと、雨や雪などが入り込み荷物を塗らしてしまうことになるのです。

そのため、穴を空けた後の処置が肝となります。

まずは、ビニールやテープで穴を塞ぐことからスタートです。

その波板部分に人が乗って揺らすこともあるため、ピッチリとビニールを貼るのでは無く、動きについて行けるよう少しアソビ部分を残しました。シールなどもぬりつけて、隙間をできるだけ塞ぎます。

その上からさらにブルーシートをかぶせ終了です。

 

また屋根の内側に建てた足場にも対処します。

荷物の隙間に足場があるため、足場には黄色いクッション材の巻き付けを。こうすることで、足場にぶつかった際の衝撃から頭などを守ります。

波板の屋根部分は、雨仕舞いをきっちりとしたものの、工事している約1ヶ月の間に雪や雨の日があり、少しだけ水滴が入ってくる日もありました。

やはり屋根に穴を空けると、100%雨を防ぐのは難しくなります。

とはいえ、空けた穴から漏れたのは水滴程度ではあったので、バケツを置くなどで対処ができました。

荷物に被害が出ることなく、工事の間耐えられたので本当に良かったです。

 

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ポリカーボネート製波板の張り替え

 

最初は足場を建てる時に現場にはいりましたが、次は穴を空けた波板屋根を張り替えるために、足場撤去後に現場に入ります。

さっそく元からある波板を撤去しますが、10数年前の波板は紫外線などで劣化しており、触るだけでパリパリと割れました。

現在こうした箇所に使用する波板は、同じ波板といってもポリカーボネート製で、耐候性もあり非常に頑丈で長く持ちます。しかも安価です。

ここは、屋根の下に雨樋がありますので、しっかりと掃除をしてから波板の取り付けをします。

先ほども言いました通り、波板屋根の下には工場の荷物がありますので、雨が降らない日を選び最優先で作業を行うことに。

幸いにも工事中は雨がふりませんでしたので、無事工事は終了しました。

 

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ポリカーボネート製波板を使った増築

 

次に行ったのは、物置の増築です。

お客様自体、日頃から大工仕事をする方でしたので、階段下のデッドスペースに工場の荷物を置く簡易的な物置を作っていらっしゃいました。

今回塗装工事をする際に、物置もしっかりしたものに作り替えて欲しいとリクエストがありましたので、僕の方で担当させて頂くことに。

これもまた先ほどまでの屋根と同じく、ポリカーボネートの波板を使用します。

ポリカーボネートは先ほども言いましたように安価で頑丈なため、最近の現場ではよく使用する材料の一つです。

もちろん、費用をかけてサイディングを貼ったり、金属サイディングなどを貼ったりして増築することもできます。他にもエクステリアなどでサンルームを付けるなどもできますが、費用を抑えたい場合などはこのポリカーボネートは非常に使いやすい建材なのです。

「物置の増築なんてお金がかかってしまうかな…」と思われていらっしゃる方も、よろしければ一度ご相談下さい。

さて、このポリカーボネートの波板ですが、色を選ぶことができます。ですので今回は、手前にある塗装した階段に色を合わせ、茶色の波板を選びました。

まずは空きスペースに木で下地を組んで、周りをポリカーボネートの波板で囲みます。

下地を組む時は、できるだけ建物に穴をあけないように考えて、最小限の結合で設置をしました。

最後にもともと家の脇にあった物置部分の波板を剥がし、ここも波板の張り替えを。

お客様は単管で下地を組んでいらっしゃいましたので、ここは下地を組まず張り替えだけ行いました。

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境界地の狭いお宅でも最良の足場や作業をするために

 

今回は、通常の大工仕事だけではなく、足場を建てる際に必要な大工仕事についてご紹介をしましたがいかがでしたでしょうか。

境界地が狭い現場ならではの足場の建て方など、参考になればと幸いです。

職人として培ってきた現場の経験から、最善の足場の建て方をご提案いたします。

足場は頑丈、かつ安全第一に作らなければなりません。

そのため、穴を空けてでも足場を建てなければならない場合もあるのです。

また、左右後方とお隣との間隔が狭い時には、足場の建て方の問題だけでなく、近隣とのトラブルも起こりやすくなります。

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そうした面でも、塗装職人では近隣の方への挨拶やコミュニケーションを取るなどケアを怠りません。

お隣との境が狭い、お隣とあまり仲が良くないなどの理由から塗装工事に二の足を踏んでいらっしゃるようでしたら、一度お問い合わせ下さい。

もちろん、塗装工事に合わせた、増築や物置小屋の追加など通常の大工仕事のご相談も大歓迎です。物置の増築についても、ポリカーボネートの波板などを使用した安価なものもご提案いたします。

塗装の職人だけで無く、大工の職人もいるからこその提案が弊社にはできますので、お気軽にご連絡下さい。

 

 

建築施工主任 家のことを何でも出来るようにと、20代の時に長野県の木造建築の親方に弟子入りして大工の道へ進む。30代の時にはキャパシティを拡げるために農業や造園業にも従事。造園業では外構工事も多く手掛け、家に関するエキスパートとして活躍。見えるところだけではなく見えないところも手を抜かずにやるのがモットー。妻と子供2人の 4人家族。

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