塗装職人の原本です。
日に日に暖かくなり、桜の樹にも少しずつ芽吹き、春の訪れを感じます。
先日、現在担当させていただいている横浜市旭区のTさん宅の現場で「報奨付一日塗装体験」を開催しました。僭越ながら今回は僕が指導をさせていただきました。
この企画は施工中のお客様のお宅で、職人とお客様が一緒に塗装を行います。
そして、一緒に塗装をしていただくことにより、塗装に対する理解や楽しみや難しさなどを知っていただきます。もちろん、作業をしていただくので、作業代として報奨をお出ししています。
今回の体験者は施主の御主人、中学3年生の息子さん、小学6年生の娘さんです。奥様は見学で参加しました。まず、僕から作業の流れと塗料を説明しました。
次に今回外壁塗装に使用する塗料「ピュアライドUVプロテクトクリヤー」の主剤と硬化剤の二液をご主人に調合してもらいました。塗料缶を持つ手が、多少緊張気味でしたが、僕もお手伝いして、正確な量を調合しました。
続いて、ご主人には郵便ポストの養生をしていただきました。
そして、娘さんにはインターホンのダメ込みをしてもらいました。刷毛を持つ手に力が入りすぎでしたが、ゆっくり丁寧に塗っていました。
息子さんは水切りのダメ込みをしてもらいましたが、始めてとは思えないほど、堂々と作業してくれました。
今回の体験のメインと言える、玄関横のサイディング外壁のクリアー下塗りはご家族全員にしていただきました。ローラーに塗料を付けてもらい、僕が各人の手に取って、壁の塗り方におけるローラーの動かし方を教えました。
そして、自分で塗ってもらいました。ご主人はスローペースでスタートして、どんどんテンポが上がりました。終わったあとに「手が疲れた―」と話していました。
娘さんは慎重にゆっくり丁寧に壁を塗りました。感想は「塗るのが疲れたけど、楽しかった~」でした。
息子さんは大きな身体で壁の前を行き来して、楽しそうに塗っていたのが印象的でした。感想は「塗装職人になれた気がして とてもいい経験になりました」です。とても嬉しいです。
体験の様子を見学していた奥様は「楽しそうで私も体験したかったです」と話してくれました。
終了後、報奨をお渡しして、全員で記念写真を撮影。家族の思い出作りに貢献出来たようで、嬉しかったです。お疲れ様でした。
今回の塗装体験はYouTubeでご覧になれます。