塗装職人として日常的な業務とブログについて

最近は台風が次々と発生しているため、どの現場もお天気の日はできるだけ作業をすすめます。
そんな天気だった日に、塗装職人では隙間時間を使って事務所の塗り替えをしました。
今回は、塗装職人の普段の姿を少しお話し出来ればと思います。

事務所の建物の塗装

営業としていつも外を飛び回っている菊池ですが、お客様宅の現場調査が終わった後などは、事務所に戻り書類仕事などをします。
お客様によっては、事務所まで訪ねて来て下さることもありますので、その際には応対させて頂くことも。
ですので、事務所はただの仕事場というよりは、お客様を迎える場でもあるのです。
そんな事務所も、最近では鉄部にサビが目立ってきました。

そこで天気の日を見計らい、弊社の内藤が塗装をすることに。上記の写真に写っているのが、内藤です。
紺屋の白袴（こうやのしろばかま）ではありませんが、自分の事務所に手が回らないのでは、お客様をお迎えすることができなくなってしまいます。
そのため、こうした事務所の塗装も大事な業務の一環と言えるのです。
弊社の建物は、コーナーが鉄骨になっていて、壁面はサイディングになっています。
今回は、その鉄骨部分を塗装することに。

まずは錆びている部分をケレンし、その後錆止めを塗りました。
その後、中塗り、上塗りをして仕上げます。
写真の白い部分は錆止めです。

この鉄部は、外壁のアクセントになるように少し濃いめの青で塗装をします。
こうして小さな部分ではありますが、事務所外壁のサビを抑え、塗装が終了しました。

お客様の問い合わせはブログをきっかけに

菊池の業務として、現場調査や見積もり以外にある仕事のひとつが、このブログです。
ブログをはじめて約15年。菊池のブログも大分投稿数が増えてきました。
こうして定期的にブログを書くことで、お客様にも読んで頂くことが多くなり、先日もお客様からブログについてお声を頂いたのです。
工事のお見積もりでお伺いしたのですが、お打ち合わせしてすぐに、菊池のブログを読んで下さっていることを知りました。
お客様は屋根のカバー工法について調べていらっしゃいましたので、ちょうど先日のカバー工法についてのブログが目にとまったそうです。

あわせて読みたい〔そのブログがこちらです〕

現場でおこる様々なトラブルとその対処方法

割れなどが出やすい屋根材についても書いていたのですが、お客様ご自身も、家の屋根がブログに載っているものと同じ種類ではないかと疑っていらしたのだとか。
お伺いした時に「うちの屋根は、菊池さんがブログに書いていたものと同じではないかしら？　心配なんだけど…」とおっしゃっていました。
そこで、さっそく屋根をのぞいてみることに。
お客様宅の屋根は、少しよじ登ると屋根面が見えるタイプの家でしたので、現場調査の際にのぞいてみたのですが…おっしゃるとおり、たしかに屋根がところどころ割れています。
お客様は、もともとは家を建てたハウスメーカーに割れている屋根の相談をしていらっしゃいました。
ところが、ハウスメーカーからの提案はカバー工法ではなく屋根塗装だったのだとか。
しかも塗装費用もまぁまぁ高額だったため、他でも見積もりを取ってみようと連絡を下さったのが弊社だったそうです。
さっそく屋根の写真を撮り、メーカーへ問い合わせたところ、塗装には向かない屋根材との返答が。
そこで、カバー工法を提案させて頂きました。
お客様は結果を聞いてご納得をされ、カバー工法（と外壁塗装）でご依頼となったのです。

合わせて観たいYouTube〔歩くと割れるスレート屋根のミルフィーユ化〕

少しでもお客様にブログを通して有益な情報を

今回、自分の書いた記事をお客様が読んだ上でご依頼を下さったので、非常に嬉しく思いました。

これまで、菊池のブログでは塗装のことはもちろんですが、それ以外にもさまざまなお客様が塗装工事の際に壁となる、お困り事や問題についても書いております。
お隣とのトラブルによって足場が建てられない例や、雨漏りのこと。塗装の適した季節のことや、シロアリのいる現場やリピーター様のこと。

合わせて観たいYouTube〔シロアリ予防の動画です〕

また、以前も火災保険が使える塗装工事についてお話しさせて頂いたのですが、今でもお客様の中には火災保険を使えることを知らない方が多くいらっしゃいます。
是非、何か疑問があって「でも直接聞くのはちょっと二の足を踏んでしまう…」という方は、ブログをご覧になってみてください。
ひとつひとつ掘り下げて、詳しく説明させて頂いています。」

特に火災保険を利用した補修塗装工事については、もっといろいろなお客様に知って頂きたいことのひとつです。
ブログを読んだ上で、他にも質問等ありましたらどうぞお気軽にご相談下さい。

事務所に直接来て頂くのも大歓迎です。
塗り直した鉄骨部分を見がてら、是非一度いらしてください。