酷暑対策で外壁塗装工事よりも屋根塗装工事がおすすめの理由
2026年の夏は全国的に酷暑予報が出ており、この暑さを乗り越えられるかどうか不安に感じる方もいらっしゃることでしょう。
そこで、塗装職人として外壁塗装工事や屋根塗装工事などでできる暑さ対策について、今回はご紹介いたします。
現在、塗装工事を行う際にはナフサ不足による材料の流通滞りなども発生していますが、塗装職人ではこれまでの仕入れや材料業者との長年の付き合いから、2軒ほど工事期間が延期となった現場はありましたものの(すでに工事は完了済み)、全体として塗装工事は問題なく進めております。
多少ペースがスローダウンすることはあっても、工事は順調ですので、ご依頼についてはどうぞご安心ください。

この記事をご覧になって相談などがありましたら、弊社までお気軽にご連絡いただければと思います。
それでは、塗装職人のこれまでの現場経験を活かした、暑さ対策を可能にする塗装工事についてご説明いたします。
外壁塗装による遮熱効果
遮熱塗料を使って外壁塗装を行う場合、塗装職人ではファインサーモアイウォールSiなどを採用しています。
ファインサーモアイウォールSiは下塗り材にも遮熱効果のある材料が含まれており、下塗り・中塗り・上塗りと塗膜を重ねることで遮熱効果が高まり、外気温と室内温度の差を最大で2℃から3℃下げることが可能です。

また高耐候性に優れているため、紫外線や風雨といった過酷な環境にさらされてもヒビ割れが少なく、防藻・防かび機能により壁の汚れも抑えられます。
さらに、塗膜の透湿性によって湿気を排出するため、長期間にわたって建物を守り続けることができます。
屋根の面積が小さく、外壁面が広い家の場合には、特に遮熱効果を発揮しますのでおすすめです。
屋根塗装による遮熱効果
家を塗装する際に、外壁塗装よりも高い遮熱効果が期待できるのが屋根の遮熱塗料による塗装工事です。
屋根は太陽の光が垂直に当たりやすいため熱を受けやすく、サーモアイSi、サーモアイDFなどを用いることで表面温度を10℃〜15℃下げることができます。

室温に換算すると2〜3℃程度の下がりとなりますが、この2〜3℃の差で冷房の効き具合が大きく変わってきます。
サーモアイDFは日本ペイントが提供する最高級グレードの遮熱塗料ですので、費用はそれなりにかかりますが、菊池が長年現場を実感してきた経験からもその効果は明らかです。

真夏に屋根塗装を実施した、以前のお客様で、リビングの隅に温度計を置いて室温をこまめに計っていた方がいらっしゃいました。
屋根に遮熱塗料で塗装した後、再び温度計で確認されたところ、以前と比べて3℃違うという結果が出ました。
工事後に菊池へご連絡をくださり、弊社の塗装工事でしっかり結果が出たことをとても喜んでおられました。
屋根の鉄板部分では、20℃温度を下げられるというメーカー公表データもあります。
屋根を塗装することは、遮熱対策として圧倒的に効果が高いのです。
屋根のカバー工法による遮熱効果
屋根塗装よりも高い遮熱効果を発揮するのが、カバー工法で使用する屋根材「SGL鋼板」です。
通常のカバー工法ではガルバリウム鋼板がよく使われます。
ガルバリウム鋼板は耐久性が高く、20年間塗装不要な屋根材として知られています。
そのガルバリウム鋼板よりも大幅に耐久性が向上したのがSGL鋼板です。
近年の夏の猛暑を考慮して、遮熱塗料を施した商材もあります。
この商材に使用されている防音断熱材のポリイソシアヌレートフォームは、一般的なウレタンフォームよりも優れた断熱性能を備えています。
また燃えにくい素材であるため防火効果も期待でき、非常にすぐれた屋根材です。
お客様に素材をご説明する際、菊池はいつも手元にSGL鋼板の実物サンプルを用意しているのですが、実際に厚みを測ってみると、断熱材の厚みは14ミリあります。
このしっかりとした厚みがあるからこそ、確かな断熱性が確保されるのです。
効果・性能に優れている分、費用は高めですが、最近、カバー工法の際にもっとも検討される材料となっています。
酷暑に備えて家の断熱をお考えでしたら、ぜひ一度実物をご覧になってみてください。

酷暑に備えるなら遮熱効果のある塗料や材料選びを
外壁塗装、屋根塗装、そしてカバー工法で遮熱効果のある材料を選べば、室内温度を2〜3℃程度変えることができます。
これからもますます暑い日が続くことが予想されますので、再塗装工事をご検討の際には、ぜひ遮熱効果のある塗料や屋根材をお選びください。
建物によって、カビや藻に強い塗料、錆びに強い塗料、湿気に強い塗料などが必要なケースもありますが、それらにプラスして遮熱効果のあるものを選ぶことをおすすめします。
ご自宅にあった方法で、暑さを乗り切る工事をおこなっていただければ幸いです。
