外壁塗装の最終確認は悔いが残らぬよう全部聞こう!

業者選びに悩み、何社も見積もりを取って交渉をし、さまざまな苦労の末にやっと「これは」と思う業者に依頼した外壁塗装。

塗装作業も完了し、ようやく終わりかと思いきや……最後に一番大切な工事の最終確認があります。実はここでシッカリと最終確認をするかしないかで、塗装工事の満足度とクオリティが変わります。

この最終確認は、塗装業者自身が独自でおこなってお客様にご報告する場合もあれば、お客様が自らチェックをされる場合もあります。でも最終確認の一番いい形は、専任の検査担当がの家の周りをぐるりと回って外壁などを丹念に見ることだと私は思います。

お仕事などで日ごろから忙しく、留守の多いお客様の場合は、一緒におこなうチェックの時間が取れない場合もありますが、せっかく100万をも超える工事の締めなので、後悔をしないために、是非とも業者と一緒にチェックを行って頂ければと思います。

一般的には、まだ足場が残っている状態で、塗装の最終確認を行います。

まずは業者が手順に従って、完了検査を。次にお客様と一緒に最終確認をおこないます。完了確認はその先ずっと安心してお家で生活するための確認の第一歩です。

アフターフォローを必要としない塗装工事が本来の理想ですが、工事自体に何も悪いところがなくても、アフターサービスがあるという事だけでも気持ち的に安心感が全然違ってくるものです。

塗装工事後の定期点検とアフターサービス

希にお客様ご自身で、足場に上ってチェックをしようとされる方もいらっしゃいますが、これはオススメできません。実際私の知っている現場では、お客様が足場に上って落ちたことがあります。

幸い怪我はありませんでしたが、慣れていない方が足場に上るのは大変危険です。

足場を解体してから、スッキリと家が見える状態で最終確認をする場合もありますが、「足場を解体してからでは、高い場所などが見えなくなってしまうのではないか…」など不安に思われ方もいるとは思いますが、そこは検査担当の役目ですのでぜひとも信頼して頂ければと思います。

松尾

また施工に問題がなく、工事がきちんと完了している場合でも、職人が確認するのとお客様が最終確認するのとでは視点が違うため、仕上がりにおいて誤解が生じる場合もあります。

職人からすれば、当たり前の仕上がりであったとしても、お客様には初めてのことで「これでいいのかしら?」と不安に思われることもあるでしょう。そうした疑問や悔いが残らないようにするためにも、気になる場所は検査担当などに確認をしながら、ドンドン解決をしていきましょう。

最終確認を業者とお客様が一緒にすることで、全てに納得ができる素晴らしい塗装の仕上がりになることが、私たち塗装職人の理想です。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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