今回は横浜市旭区で行った塗装工事の施工風景をお送りします。
前回は屋根鉄部のケレンや補修、部分的な養生をしました。
本日は破風や雨樋、帯板の下塗りから作業開始。
破風は見えている箇所だけでなく、平バケを横樋との間に差し込んで、奥まで塗料を塗り込んでいきます。塗りにくい部分ではありますが、塗膜の厚みに差がありすぎては耐久性に影響が出てしまうので、可能な限り均等に塗料を付着させて仕上げます。よく見える場所でも、見えない場所でも同じように塗装しています。
破風を仕上げたあとは、雨樋と帯板にプライマーを塗布していきます。これは接着剤の役割を担うので、たっぷりムラのないように塗ることで、上から重ねる塗料を剥がれにくくさせます。こちらのお宅の帯板は凹凸があるタイプなので、塗り落しがないように窪みにもきっちり付着させていきます。透明な材料なので、光りを当てたり、見る角度を変えて均等に塗り上げました。
前日はベランダの床の養生をしましたが、今回は手すりをノンスリップマスカーで覆ってテープでしっかり留めてあります。手すりは足場からベランダへ移動するときに(その逆も)、足をかけることがあるため、厚手で滑りにくい材質のもので養生する必要があるのです。