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横浜市神奈川区白幡向町の外壁・屋根塗装|キルコートの屋根とツートーンの外壁

横浜市神奈川区白幡向町の住宅で、2014年1月8日から31日にかけて外壁・屋根と付帯部を塗り替えました。担当は一級塗装技能士の川口と星野です。スレート屋根にはキルコートを使用し、サイディング外壁は幕板を境に、2階をアイボリー、1階をグレーに仕上げました。

目次

屋根と外壁の高圧洗浄(1月8日)

工事は高圧洗浄から始めました。当日は風が強かったため、足場の高さが一段低い部分にビニールを追加し、近隣へ洗浄水が飛び散らないように備えました。屋根に付着したコケや藻を、スレートの並びに沿って洗い落としていきます。

屋根面だけでなく、雪止め金具や雨押さえの細部にも水流を当てました。洗浄機を左右に動かし、付着物を残さないように作業を進めています。

続いてベランダ内の雨戸や戸袋、サイディング外壁も洗浄しました。外壁は目地に沿って水流を当て、ベランダの床にたまった汚水も洗い流しました。

別現場の関連動画:スレート屋根とサイディング外壁の高圧洗浄。

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目地シーリングの打ち替えと屋根鉄部の下地調整(1月14日)

見積もり時の目地シーリングは、茶色く変色し、肉痩せして奥にへこんでいました。既存のシーリングを撤去して2液型の材料を充填し、目地を打ち替えています。1月14日の玄関まわりの写真には、打ち替え後の白い縦目地と、土間を覆うブルーシートが写っています。シートは歩行時にずれないよう、テープで固定しました。

屋根の鉄部は、紙やすりで表面を研磨するケレンから着手しました。雨押さえから浮いていた釘も確認し、塗装前に打ち直しています。

ケレンを終えた鉄部にはサビ止めを塗布しました。刷毛で細かな部分まで塗り込み、屋根面の塗装に先立って鉄部の下塗りを進めました。

屋根の雨押さえのサビ止め塗装が終わった状態
屋根鉄部の下塗りが完了した状態です。

軒裏・屋根・付帯部の下地づくりと塗り重ね(1月14日〜18日)

軒裏のケレンから上塗りまで(1月14日・16日)

軒裏も、塗る前に紙やすりで下地を整えました。換気孔の細部まで研磨し、1月14日に下塗りと中塗りを行っています。

中塗りまで進めた軒裏は、白く塗り上がりました。

中塗りが完了して白く仕上がった軒裏
この日は軒裏の中塗りまで進めました。

1月16日は軒裏の上塗りを行い、下塗り・中塗り・上塗りの3工程を終えました。ローラーを横と縦に動かし、かすれや塗りムラを確認しながら仕上げています。玄関前では脚立を使って塗装しました。

鉄製の換気孔には、周囲に合わせた白いサビ止めを使用しました。小さな刷毛に持ち替え、換気の開口部に沿って塗布しています。

軒裏の換気孔に白いサビ止めを刷毛で塗る様子
換気孔は小さな刷毛で塗り込みました。

スレート屋根のシーラー下塗り(1月16日)

屋根は鉄部の下塗りに続き、スレート面にシーラーを塗布しました。屋根の下側からローラーを進め、下地に染み込ませるように塗っています。塗った直後は白っぽく見えますが、乾燥すると透明になる材料です。

雨樋・破風・幕板の下塗りと中塗り(1月17日・18日)

1月17日は雨樋と破風の下塗りを進めました。雨樋には透明なプライマーを使用し、見る角度を変えながら塗り落としを確認しています。

下塗りが乾燥した箇所から中塗りへ進みました。鉄部は白いサビ止めの上にクリーム色の塗料を重ねています。破風は横樋の裏側に刷毛を差し込み、狭い隙間の塗り残しも確かめました。

集水器のくぼみは塗料がたまらないように塗り広げ、幕板は外壁との境目を先に刷毛で塗りました。1月18日も雨樋の中塗りを進め、仕上げた軒に塗料が付かないよう注意して作業しています。

軒際の雨樋を刷毛で中塗りする職人
1月18日も雨樋の中塗りを進めました。

屋根にキルコート主材と遮熱トップを重ねる(1月17日〜20日)

屋根の中塗りにはキルコートの主材を使用しました。主材を撹拌機で十分に混ぜ、細部を刷毛で先に塗ってから、ローラーで屋根全体へ塗り広げています。1月17日に1回目の中塗りを終えました。

翌18日に主材をもう一度重ねました。ローラーに含ませる量を調節し、スレートに沿って縦横に動かしています。雪止め金具の裏表も塗り込みました。

屋根にキルコート主材をローラーで2回目の中塗りする様子
主材の2回目を塗り、塗りムラを確認しました。

大屋根と下屋根の中塗りを終えると、屋根全体が白く覆われました。ここから色付きのトップを重ねていきます。

1月20日の上塗りには、キルコートTS(遮熱トップ)のアッシュグレーを使用しました。この現場では下塗り1回、主材の中塗り2回、TSの上塗り2回の計5工程で屋根を仕上げています。写真内の白板は「1/19」となっていますが、作業日は1月20日です。

キルコートTSのアッシュグレーで上塗り1回目と記した白板
上塗り1回目の白板。日付は1月20日が正しい作業日です。

細部を刷毛で先に塗り、続いて屋根全体にトップを塗布しました。1回目の上塗り後は、白かった屋根面がアッシュグレーへ変わり、表面に光沢が出ています。

同じ日に、細部の先行塗りから始めて上塗りをもう一度行いました。2回目の上塗りは開始時の白板を撮影しています。

キルコートTSの上塗り2回目と記した白板
1月20日、上塗り2回目の開始時の写真です。

別現場の施工例:茅ヶ崎でキルコートを使用したスレート屋根塗装

窓まわりを養生し、サイディング外壁を塗り分ける(1月18日〜24日)

外壁を塗る前の窓まわりの養生(1月18日)

屋根工事と並行し、外壁塗装に向けて窓・雨戸・出窓・換気フードなどを養生しました。テープ付きのビニールで塗らない部分を覆い、風でばたつかないように張っています。塗り終えた軒裏との境目にはマスキングテープを貼り、手で押さえて密着させました。

サイディング外壁を上下階で塗り分ける(1月21日〜24日)

外壁は1月21日から塗装を進めました。1階と2階ではサイディングの模様が異なり、1階の方が凹凸の深い仕上げです。まず浸透シーラーで下塗りし、目地や打ち替えたシーリング部分まで塗布しました。透明な材料のため、角度を変えて塗り落としを確認しています。22日は玄関前の下塗りも行いました。

下塗りを乾燥させた面から、2階外壁の中塗りへ移りました。もとのグレーが透けないように、白系の塗料を縦横に塗り広げています。21日の写真は夕日で黄みがかって見えますが、翌日の写真では明るい色合いを確認できます。

中塗りが乾燥した面は、22日から順に上塗りしました。塗料の付き具合を違う方向から見て、かすれやムラを確認しながら塗り重ねています。

2階サイディング外壁をローラーで上塗りする様子
1月22日、乾燥した面から上塗りを進めました。

23日も2階外壁の上塗りを続けました。軒際などの細部は刷毛で先に塗り込み、広い面をローラーで仕上げています。

1階は23日にグレーで中塗りし、24日に上塗りを行いました。凹凸のある模様や目地のくぼみにも塗料を行き渡らせ、下塗りから3工程を終えています。幕板を境に、上下階で色が変わる外壁になりました。

雨戸の塗装と幕板・雨樋の仕上げ(1月25日・27日)

取り外した雨戸を刷毛とローラーで塗装(1月25日)

雨戸は取り外して立てかけ、枠など塗装しない部分をテープで養生しました。塗装面をハンドパッドで研磨し、段の形状に沿って下地を整えています。

プライマーを刷毛で一段ずつ下塗りし、続いて中塗りを行いました。塗りにくい端は刷毛で奥まで塗り込み、最後の上塗りには飛散の少ないローラーを使用しています。この雨戸は下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げました。

幕板と雨樋の上塗り(1月27日)

中塗りを済ませた幕板と雨樋を上塗りしました。幕板は上下の端を先に塗り、段差の幅に合わせて刷毛を替えながら中央の面へ進めています。雨樋はローラーで塗り重ね、表面を仕上げました。

屋根の縁切り・タスペーサー挿入と補修(1月28日)

屋根塗装後の28日は、スレートの重なり部分を縁切りしました。この現場では、カッターと金ベラで塗膜のつながった部分を切り離し、隙間を開けてからタスペーサーを挿入しています。乾燥した塗膜が硬く、カッターの刃を交換しながら少しずつ作業を進めました。

スレートの重なり部分をカッターと金ベラで縁切りする様子
塗膜を切り離して隙間を開けています。

タスペーサーを入れた後は、工具で傷が付いた部分をタッチアップしました。あわせて塗装面を確認し、かすれやムラが気になる箇所を塗り直しています。

シャッターを仕上げ、外壁・屋根塗装が完了(1月31日)

シャッターの下地調整と3工程の塗装(1月31日)

最終日はシャッターを塗り替えました。ハンドパッドで表面を研磨し、透明なプライマーを刷毛で下塗りしています。

中塗りは四隅や目地の先行塗りから始めました。薄い目地刷毛を隙間に入れて塗り込み、その後、短毛ローラーで広い面を塗装しています。

最後に上塗りを重ねました。目地に沿ってローラーを横に動かし、縦方向にもならしながら仕上げています。塗装後は全体の透けやムラを点検し、塗料の付着箇所を拭き取りました。

シャッターをローラーで上塗りする様子
ローラーを縦横に動かして上塗りしました。

アイボリーとグレーの外壁に仕上がった外観

外壁は2階がアイボリー、1階がグレーになり、破風や雨樋などの黒い付帯部が建物の輪郭を引き締めています。塗装を終えた段階では足場が残っており、解体までの風対策としてメッシュシートの一部を外してまとめました。

アイボリーとグレーに塗り分けた住宅の塗装完了後の外観
2階をアイボリー、1階をグレーに仕上げました。

屋根はキルコート主材とTSを重ねたアッシュグレーに、雨戸は光沢のある仕上がりになりました。最後に建物の周辺を清掃し、1月8日から31日までの塗装工事を終えました。

この記事を書いた人

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。
塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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