見積り担当の岩淵です。
今年も、残すところあと数日となりました。
2020年も本当にお世話になりました。今年は誰も経験したことのないような年となり、塗装職人としてもさまざまなことにチャレンジし、職人とスタッフの団結力があったからこそのり超えられたように思います。
そんな中でも、たくさんのお客様からご依頼を頂き感謝の1年でもありました。
これからも塗装職人一同、お客様のご期待にお応えすべくこれまで以上に感染予防に努めながら安全に最高の塗装をお届けしたいと思います。
三棟まとめてだからこそ 間違えのない業者選びを
今年最後のブログでご紹介するのは、こちらのお宅です。
なんと、三棟まとめてご依頼を頂きました。
これまで営業を長くやって参りましたが、三棟まとめてのご依頼は初めてです。
塗装職人のHPを見てご依頼をくださったのですが、HPの「職人紹介」に掲載されている職人や営業が来たことで安心したとおっしゃっていました。
最近では、多くのお客様がネットで塗装について調べていらっしゃいます。このブログを読んで下さる方もすでにご存じでいらっしゃると思いますが、大手のハウスメーカーに塗装工事を依頼すると、下請けの会社が現場に来ることが多く、ひどい場合は丸投げ状態でメーカーの人間は営業の時に来ただけ…ということがあります。
工事当日に、全く見も知らない職人がやってきて工事を始める…というのは、病院で手術をすることになったものの、手術当日まで担当医が決まらず、手術当日になって見知らぬ先生に執刀してもらうようなものです。
それでは手術がちゃんとしたものになるのか、不安になってしまいますよね。塗装にも同じことが言えます。
さらにひどい業者だと、日ごとに現場に来る職人が変わってしまうこともあるのだとか。
職人が日ごとに変わってしまうと、いちいち前日の作業がどこまで進んでいるのかなどを確認しなければならず、1時間くらいは確認作業に費やすこととなり作業時間をロスします。
作業がなかなか進まず職人のレベルもマチマチなので、美しい外壁塗装にはなりません。
そういった現状をご存じのお客様は、塗装職人のようなHPに掲載されている職人や営業の顔が一致する業者を選ばれているのです。
今回のお客様も、見積もりのため伺った際に「施工中は、岩淵さんも見に来てくれるの?」とおっしゃっていらしたので、「もちろんです」とお応えしました。
同時施工でも安心の職人と営業ダブルチェック
私は普段から、週に2~3回ほどは自分の担当する現場に顔を出します。
お客様によっては、職人に直接質問がしにくかったり、塗装会社が職人に作業を投げっぱなしになったりすることを不安に思われる方が多いからです。
最初に工事内容の説明や打ち合わせをした人間が、工事中も顔を出すことで工事内容が変わることなく現場を進められますし、お客様の安心へとつながります。
また、職人の目線、営業の目線で現場をチェックすることにより、精度の高い塗装工事に。塗装職人では、営業が現場で職人と話し工事の状況を確認後にお客様へ報告を入れることで、お客様にも工事途中経過をつぶさに知って頂くことができます。
私たち営業の仕事は、営業活動をすることだけが仕事ではありません。
現場調査、お客様との打ち合わせはもちろんのこと、見積書や請求書を作るために事務所仕事、お客様とのスケジューリングや、職人の手配とスケジュール調整、その他塗装の際の色の相談やご提案、色のアドバイスなど……その仕事内容はさまざまです。そんな中でも、現場の確認は欠かせない仕事ですので、どんなに忙しくても必ず伺います。
今回は三棟同時施工でしたので、チェックするポイントも多くありましたが、現場に顔をだしたことでお客様にも安心して頂けたように思います。
三棟同時で行う外壁塗装とは
三棟の外壁は、全てモルタルの吹き付け壁でした。下地材なども同じものを使用しましたので、時間を無駄にすることなく三棟同時に進めることが可能に。
現場責任者をしてくれた職人の竹山も、弊社の社長が彼の塗っている現場を見てその腕前に一目ぼれして会社にスカウトした職人ですので、その塗装に関する腕も仕事の進め方も折り紙付きです。
こちらの三棟の家の裏は崖になっているため、足場としては非常に難しいお宅なのですが、同時に行うことで、狭い足場を共有し完璧な足場を組むことができました。お隣との境界が狭かったり、壁と壁が密着している場合などは、こうした同時塗装では利点となります。
また、塗装時期が同じになることで、それぞれの家の外壁を傷つけることなく、ほぼ同時期に完工。
冬場ではありましたが、職人4人で三棟の家を3週間ほどで塗り上げ、お客様は綺麗に塗り揃った外壁を見て大変喜んでいらっしゃいました。
塗料の質向上で冬場の同時施工もスムーズに
三棟の塗装工事は12月の頭に完工したのですが、11月中は雨も少なく非常にスムーズで、今回も寒い日はあったものの、しっかりと塗料が乾いたことで美しい仕上がりに。
これからの時期はどんどん寒くなり、日も短くなっていますので作業時間としては夏場よりは1時間ほど短くはなります。それでも今は塗料の質が上がっているので、昔のように冬だから乾くのが遅い…ということはなく、通常時と変わらぬ速度で塗ることが可能です。
もちろん、雨や雪が降る、霜が降りるなどすると乾きは悪くなりますが、東京や横浜では朝はともかくとして日中の気温が氷点下になることはあまりませんので、冬場でもスムーズに塗装工事することができます。
もしも冬の塗装を悩んでいらっしゃる方がいましたら、ご相談下さい。塗料についても詳しくご説明致します。
来年も塗装職人の完璧な塗装でみなさまに笑顔をお届けします
今年は本当にいろいろありましたが、改めて心を尽くしてお客様へ対応することの大切さを学べた年でもありました。
これからも塗装職人では感染予防に努めながら、お客様の希望にそった工事を致します。
なかなか直接お会いしてコミュニケーションをとるのが難しいご時世ではありますが、対面のご説明以外にもメールや電話での対応も行っておりますので、何か気になることがありましたらいつでもご連絡下さい。
来年もみなさんが笑顔でいる間が長くなるよう、塗装の工事を通して私にできることを精一杯務めさせて頂きます。
【こちらは2棟同時の塗装の施工動画です。ご参考に】