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南区六ツ川の外壁塗装

南区六ツ川の外壁塗装の施工事例です。

目次

養生(窓)

この日は職人島田が一人で養生に向かいました。ありがたい事に同時に複数の施工をしており、猫の手を借りたいほどの忙しさで単独での養生となりました。

奥に見える細かい部分は先に養生を済ませています。ここで気を付ける必要があるのは、通気口などを塞いでしまうと、不完全燃焼を起こして事故につながるかもしれないということです。

基本的には見分けもつきますし、塞ぐ事はないのですが、普段と違う場所についていると見落とすこともあるので気をつけます。

窓に余計な塗料が付かないよう、しっかりと養生します。マスカーと言う元々ビニールの付いているガムテープのようなものです。塗膜が剥がれやすいところやクリアー塗装の際などは、先にマスキングをしてからマスカーをするところもあります。

雨戸も閉めて養生をしてしまっていますので部屋の中も真っ暗ですし、夏場はとても熱がこもってしまいますね。完全に窓を塞いでしまいますので、数日間お客さんには息苦しい思いをさせてしまいます…。

外壁塗装

下塗り

Person in protective gear rolls beige paint onto an exterior wall; masking tape and plastic sheeting cover windows and trim for protection.

下塗りシーラーです。サラサラとした塗料なので ローラーの滑りも良く、軽快に作業が進められます。

塗装しない部分はキッチリと細かいところまで養生が施されていて、塗装が必要の無い部分を必要以上に汚す心配はありません。地面にも塗料が垂れても大丈夫なように布を敷いています。

A painter in dark shirt and gray pants paints an exterior wall from scaffolding, with taped windows covered in plastic nearby.

別の面にキルコート下塗りシーラーを塗布します。キルコートは通常の3回塗りとは異なり、メーカー仕様で4回塗り。下塗りに中塗りを2回、そして上塗り…なのですが、中塗りで真っ白く染められた施工場所に上塗りで色を乗せても白い部分が、うっすらと透けて見えてきてしまいます。

そこで私たち塗装職人では、更に上塗りをもう1回多く塗り重ねた5回塗りで施工しています。1回の上塗りだけでは透けて見えてしまっていた部分も、2回目を塗り重ねることにより綺麗な艶ある仕上がりに。

Person in a gray shirt and green cap painting the exterior wall of a house, with masking tape and plastic coverings on nearby surfaces under an overhang.

帽子をかぶった職人・曽根カズが昨日ダメ込みをしていた部分を塗りあげていました。オフホワイトで塗装された軒裏はうっすらと周囲を映し出す良い艶が出ています。

中塗り

キルコートでの中塗り1回目。キルコートは遮熱性能があり、太陽熱を反射する事で家全体の温度を上げないよう防ぐ働きがあります。

外壁塗装は通常3回塗りで施工しますが、キルコートの場合はメーカー仕様で4回塗り。中塗りを通常より1回多く、2回塗布していきます。この際も塗料が均一になるよう注意して作業を進めました。厚く重ねられた塗膜は熱を遮断して猛暑も比較的涼しく過ごす事が出来るようになります。

中塗りを2回塗り終えたら、その後は上塗り塗装。今回はクリアー塗料で塗装していますが、色がついた塗料で上塗りする場合。中塗りで塗り重ねた白色のキルコート塗料の上に上塗りを1回しても下の白地が透けて見えてしまう事が多く、綺麗に仕上がらないため、上塗りを2回行って塗り漏れや塗りムラ無く綺麗に仕上げます。

メーター周りは養生テープでキッチリと止められているため、塗装した後に仕上がりの線もまっすぐ出ました。

上塗り

キルコート上塗りをクリヤー塗料を使って塗布していきます。写真2枚目のローラーを転がした後が少し白っぽく見えているのが分かりますでしょうか?

クリヤー塗料を塗っていますが、塗装してすぐは濡れ感があるため、光が反射してこのように見えるのです。移動するにも大変な狭い足場でしたが、隅までしっかりと塗料が行きわたるよう丁寧に施工しました。

軒裏

Construction worker wearing a white hard hat and gloves applies sealant under scaffolding on an exterior building façade.

軒裏の中塗りとダメ込みです。角が深い場所や、細かくローラーが入らないところは先に筆や刷毛を使って塗っておきます。その上で広い面にローラーを転がすことで仕上がり良く、効率良く作業を進めることが出来ます。

作業するのは職人・竹内。塗装歴20年以上のベテランです。元舞台俳優と言う経歴を持ち、今も昔も、一瞬 一瞬に全力を注ぐ塗装職人です。

その竹内が真剣な眼差しで見つめる先には塗料が塗られて、光沢が出来ている場所。この部分がダメ込みされた部分です。

破風

Dark wall with a large pale rectangular patch of lighter paint in the center and a white mound at the bottom edge.

破風の下塗りを進めていきます。一部、パテ処理をしました。後に角が立たないようペーパーで擦り、周囲と馴染ませてから下塗りをたっぷりと塗布していきます。パテを乗せた部分は色味が違って見えますが、後に塗料を重ねると周囲と同色になり、目立たなくなります。

端から見上げ、塗料の艶ノリを確かめながら塗り漏れの無いように作業していきました。下塗りは素地と中塗りとの接着剤の役割もあるため、濡れ感が出るくらいにたっぷりと塗料を含ませていきます。

その後は中塗りを経て、上塗りへ。厚い塗膜に覆われて艶やかな光沢を放っています。

テープを使って養生してありますが、隅の方を大きなローラーで無理に塗装すると塗料が垂れて、折角 仕上げた外壁についてしまう恐れもあるため、刷毛を使ってダメ込みをしておきます。職人が背を向けてローラーを転がしている先で、グレーから濃い色へと塗り重ねられているのが分かります。

雨戸

雨戸の上塗りをしていきます。雨戸はペーパーで擦って小さな傷を多く付けておきました。つるっとした表面に塗装する場合、剥がれやすくなってしまう事があるので わざと傷を付けて塗料の食いつきを良くしておきます。

アルミで出来たサッシ部分は塗装しないのでマスキングテープを貼り付け、汚れが付かないように配慮しました。サッシにそって真っすぐ綺麗に養生されていますね。

Man with a white headband paints a white panel with black vertical stripes using a paint roller in a workshop.

今までの色とは変わって黒色の塗料です。下の色と大分変ったので、上塗りを塗っても透けて見えてしまう事があります。その為、下地の色が浮いて出ないようしっかりと塗膜を塗り重ねました。面が蛇腹になっているので、塗り漏れがないよう ひと筋ひと筋、丁寧に。

完成

Front view of a white house under construction with scaffolding and blue protective covers.

外壁塗装の工事が完了した様子です。

外壁は断熱のキルコートでの塗装。早速、これからの季節に効果が期待できますね。オフホワイトの家に黒で締められて、綺麗な仕上がりとなりました。

家の方には長い間の養生などで不便をおかけしました。まだ足場は残っていますが、後日これも撤去します。

この記事を書いた人

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。
塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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