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築23年、サイディング塗装と屋根の遮熱とベランダ防水

今回ご紹介する工事は横浜市旭区の築23年のお家です。外壁はサイディング、屋根はスレートの今最も主流の素材を使ったお家の塗装です。

サイディングなのでシーリングはありますが、ベランダのクラックもちょこっと激しい感じでしたので、しっかり防水工事も行わせていただきました。それだけの費用をかけて工事をしたのですからもう10年以上持ってもらわなくては困ります。

それと今回は屋根の最新塗料であるクーラーベストを使用。これは日本ペイントが声を大にして言っているお勧めの断熱系塗料です。ちなみに塗装体験もされました~(^^)。担当は岩淵、職人はもうおなじみの一級塗装技能士、星野です。では早速工事のご紹介です。

目次

見積もり塗装前

夕日が当たってます※1。想像するに日中は結構強い紫外線にさらされているのではないかと想像できます。

築24年の年月の影響なのかサイディングボードが多少暴れるように見えています※2。 湾曲するところもあるような感じでクラックも若干見えている場所があります。風当たりも強くやはり日光が抜群に日当たり良さそうです※3。結構肉やせしてるのが目立っています※4。

丸い換気口のエンドキャップ周りも結構シーリングがブリード起こしているようです※1。ただエンドキャップの周りは大工さん施工が多いようでシリコンシーラントなどの塗装が乗らないシーリング材でやってる場合が多いのです。

うっすらとクラックが入っている様子も見えます※2。やはり築年数が経てば経つほど湿気が回ってくるのかケイカル板もふやけるパターンも見られてくるようになります※3。

雨樋の劣化は見た目だけだと思うのですがでんでんと呼ばれる支持金具がだいぶ錆びてるのが見受けられます※1。植物が周りにかなり生い茂っているので塗料が飛ばないように気を配る必要がありそうです※2。

外壁まわりしたの犬走りにも植物がたくさん生い茂っています※1。塗装作業中はまだ大丈夫なのですが足場材を持って足場を組む時などはどうしても床の植物を踏んでしまいがちになるので予め施主様にはご理解をいただくような場合もあります。ベランダ床はモルタルでかなりクラックが発生し雨漏りが心配なご様子でした※2。

足場

風が強いとき、塗装作業が完了して足場解体まで時間が空きそうな時はメッシュシートをこのように折りたたむようなことがあります※1。

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シーリング

サイディングの定番シーリングの撤去です。目地にカッターで切り込みを入れて旧シール材の撤去をしていきます※1。旧シール材が少しでも残っていると新たに注入をしてもまたサイディングの断面から剥離する可能性が高くなるので丁寧に撤去していきます。

プライマーの塗布が甘いとやはりサイディング断面からシール剤が剥離する原因となるのでたっぷり塗布していきます※2。

一級シール施工技能士の技で綺麗に仕上げます※1。サイディングの横目地にシールがはみ出てるように見えますが、角度的な問題で心配ないのでご安心を※2。

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外壁塗装

サイディングはモルタルと違ってチョーキングが頑固にこびりついているので高圧洗浄が不足すると後から塗膜剥離などのトラブルを起こす場合があるのでしっかり念入りに洗います※1。ハーフのパテ埋めも完了しています※2。

外さない方が塗装も楽々できるのですがその前に目地シールが支持金具の方にあったため外さなければならない状況でした※1。でも外して塗装した方が何かと早く綺麗に仕上がるものです。

希釈率を守って耐久性が上がるようにたっぷり塗料をつけて中塗りをしています※2。本当はでんでんである支持金具を抜いて作業したいところですが無理に引き抜くとサイディングを壊してしまう可能性もあるのでこのような作業をしています※3。

ちなみに支持金具を外すとそれ自体を壊す可能性があるのでこの現場はたまたま外れてよかった事例と言えます※1。どうですか新築に蘇ったように見えるでしょうか※2。

雨樋は塩ビなので早々劣化して割れたりするようなことはないのですが塗装することによってお家全体が引き締まるように見えるのです※1。

あまり多種多様な色を使うとちぐはぐになるように見えてしまう場合もありますがこのように要所要所にチョコレート色を使うことによってお家全体がしまってまとまって見えます※2。

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屋根塗装

今回のこのクーラーベストの遮熱性能のサーモグラフィーのデータをとっています。

カビと苔が結構発生していたため最初から頭頂部の棟付近から洗浄をすると足元が滑って落下の危険性が高いため、まずは足元の滑り防止の確保のため下部付近から洗浄をしていきます※1。そして一旦頭頂部に入ってしまえばその場所から下に順序よく洗浄していきます。

洗浄をするとその日はもう何も作業ができないため、乾燥させるために翌日ないし数日置いてから屋根作業に入ります※2。

今回は日本ペイントの高い遮熱性能を誇るパーフェクトクーラーベストの使用です※3。実際には遮熱塗料と言っていますがデータ的にはほぼ断熱塗料の性能です。

これは日本ペイントの担当者も太鼓判を押しています。白色のパーフェクトクーラーサーフを下塗りしたら今度は中塗りをしていきます※4。

遮熱や断熱塗料は肉厚が必要なのでとにかく希釈率を守ってたっぷり濃厚に塗って仕上げていきます※1。塗る職人によってもだいぶ塗料の性能差は左右されるのです※2。二児の父親である一級塗装技能士の星野の腕の見せ所です※2。

スレートの重なり部が塗膜で埋まってしまうところがほぼありませんでしたが要所要所で縁切りをしています※3。

ニッペ パーフェクトクーラーベスト(外部サイト):
水性ラジカル制御形高耐候屋根用高日射反射率(遮熱)塗料。最大限にまで効率化した遮熱効果と下塗り「パーフェクトクーラーサーフ」の熱伝導制御技術との組み合わせで、より高い遮熱性能を発揮する、パーフェクトシリーズの屋根用遮熱塗料。

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付帯塗装

破風と軒樋の間が狭いので人形刷毛というものを使って奥までプライマーを入れていきます※1。パーフェクトプライマーを塗った後は中塗りを終えて上塗りです※2。

ただ紫外線が非常に多く当たって塗膜が枯れていたり素地が露出している場合は塗り回数を多くする分、傷みが少ない影に当たる面の塗り回数を少なくするなどして、家全体の耐久性のバランスを保つように塗装していくような状況の時もあります。紫外線を受けて結構色あせてしまっているのでプライマーで密着力を高めます※3。

破風や雨樋と庇をサッシの色に合わせたチョコレート色に仕上げました※1。

雨戸はローラーで入りきらない部分は刷毛で先に先行して塗りながらその後にローラーで縦に転がしていきます※1。シャッターボックスの塗装もしました※2。

防水工事

屋根や床などにクラックが入っているのを見るとどうしても心配になるものです※1。ここでがっつり防水をして雨漏りの不安を一切なくすような作業をさせていただきたいと思います。

下地がとても荒れていたのでカチオン樹脂モルタル見て下地調整をしていきます※2。もちろん室外機を持ち上げての作業です。透明なので分かりづらいかもしれません※3。

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工事仕様

塗装準備:
仮設クサビ足場組み立て及び解体:336平米、飛散防止用メッシュシート張り

外壁塗装:
外壁高圧ジェット洗浄:248平米、養生作業:110平米、外壁塗装施工費 (下+中+上塗り):152平米、下塗り塗料 パーフェクトフィラー:5缶、中塗り塗料パーフェクトトップ:2缶、上塗り塗料パーフェクトトップ:2缶

シーリング:
サッシ廻りシーリング:194m、サイディング目地シーリング:231m、サイデイング屋根取合いシーリング:114m、換気口貫通部等シーリング:1式

屋根塗装:
屋根塗装施工費 (下+中+上塗り、縁切):122平米、屋根高圧ジェット洗浄:122平米、下塗り塗料パーフェクトクーラサーフ:3缶、中塗り塗料パーフェクトクーラーベスト:2缶、上塗り塗料パーフェクトクーラーベスト:2缶、雨押え鉄部補修

付帯塗装:
軒廻り:28平米、破風:64m、雨樋:82m、庇霧除け:1式、水切り:38m、雨戸大:14枚、戸袋大:5枚、シャッターボックス:1箇所、エアコンホース脱着塗装:1式

防水工事:
バルコニー防水工事(ウレタン塗膜防水密着工法):2面、下地補修ケレン・目荒し、下地用モルタル塗布、下地用プライマー塗布、ウレタン塗布:2回塗り、トップコート:1回塗り、室外機上げ下ろし

完成

今回は作業写真が多かったので、完成写真は特にお伝えすることはありません。ただ見て感じ取っていただければと思います。以上横浜市旭区からでした!

この記事を書いた人

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。
塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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