そもそも一級塗装技能士とは?
そもそも一級塗装技能士とは塗装に関する十分な知識・技能を有していることを厚生労働省によって認定される国家資格です。
塗装技能士には、塗装の種類によって求められる技術や知識が異なるため、試験内容が5つに分類されます。そのうち、外壁や屋根の塗装は『建築塗装』に分類されます。
- 鋼橋塗装
- 木工塗装
- 金属塗装
- 建築塗装
- 噴霧塗装

技能検定試験概要
- 試験場所
-
各都道府県
- 受験資格
-
- 1級:7年以上の実務経験(2級合格者は2年、3級合格者は4年)
- 2級:2年以上の実務経験、または3級合格者
- 3級
- 6ヵ月以上の実務経験
- 高等学校・高等専門学校・専修学校・短期大学・大学において、この職種に関する学科(工業化学科等)に在籍または卒業者
- この職種に関する職業訓練課程(一定の訓練課程に限る)に在籍している者または修了者
- 受験料
-
- 各都道府県ごと ※標準金額
- 学科試験:3,100円
- 実技試験:18,200円
- 申込者数・合格率
-
1級
実施年 申込者数 合格者数 合格率 2022年 4,620人 1,870人 40.5% 2021年 5,129人 2,215人 43.2% 2019年 4,843人 1,999人 41.3% 2級
実施年 申込者数 合格者数 合格率 2022年 707人 20人 2.8% 2021年 514人 6人 1.2% 2020年 485人 9人 1.9% - 合格基準
-
- 学科試験:100点中65点以上
- 実技試験:100点中60点以上
- 免除科目
-
実技試験か学科試験のどちらか片方のみ合格した者は、次回以降は不合格となった試験のみを受検し、合格することで、技能士となることができます。
- 合格発表
-
- 前期:10月上旬
- 後期:翌年3月中旬
一級塗装技能士の実技試験内容
一級塗装技能士の実技試験は下記の通りです。
- 刷毛塗り
- ケガキ線
- 調色
- パテ
- 砂骨ローラー
以前は玉吹き(吹き付け)の作業がありましたが、2022年からはより実践的な砂骨ローラーに変更になりました。
ケガキ線

現場でケガキ線を描くことはありませんが、刷毛の技術や段取りなど、基礎的なことが試される作業になります。コンパスや定規を使い、試験問題に書かれている図通りに描きます。事前の訓練が必要になる作業です。
図が描けたら次は指定された方法・色で塗っていきます。

ケガキ線は落ち着いてやれば特に難しいことは無いですが、落ち着いて作業できるかどうかが重要です。迫る時間やすぐ隣で別の受験者が作業していたりと、決して落ち着いた環境ではありません。そのため、試験の前に何度も練習を重ねて、落ち着いて作業できるようになっておくことが重要です。
調色
調色は一級塗装技能士の試験でつまずきやすい作業の1つです。見本の色が塗られた3枚の板に調色して作った色を塗っていきます。

- 白が少ないので少しずつ慎重に。
- 水性塗料で乾くと濃くなるので気持ち薄めに。
- ケガキのシーラーの乾燥待ちなどの隙間時間を有効活用しましょう。
実際の現場では調色することは少ないですが、試験では調色できることをしっかり証明する必要があります。
一級塗装技能士の試験は、講習会などに参加しないと受からないと言われている試験です。学科は各々で勉強できますが、実技を練習する環境は中々ありません。試験前に講習会に参加して、たくさん練習することをお勧めします。
一級塗装技能士試験まとめ
資格を持っているからいい仕事が約束されている訳でも、必ず誠実な仕事になるわけでもありませんが、弊社では一級塗装技能士の資格を持った職人さんにしか現場をお任せすることが出来ません。
それは、仕事に対する情熱や責任感を表す1つの指標としての「資格」だと考えているからです。
確かに資格が全てではありませんが、国家資格を取るほどこの仕事に真っすぐに取り組んでいるんだと感じます。それはきっとお客様も同じ気持ちです。
そんな一級塗装技能士という資格を頑張って取得する職人さんを、株式会社塗装職人は全力でサポートしています。もしこれをご覧の方の中に資格取得で悩んでいる方や困っている方が居たらお気軽にご相談ください。
