13年ぶりのリピーター 再依頼をしようと思った理由

先日、リピーターさんより数軒立て続けにご依頼が入りましたので、今回はそのうちの2軒のお宅をブログでご紹介したいと思います。
塗装職人は32周年を迎える会社ということもあり、リピーターのお客様も多く…菊池もこの会社で長く営業を勤めていますので、13年ぶりに担当をさせて頂く…ということも。

実は、ブログを書いている今日もまた別のリピーター様からご依頼がありました。
本当にたくさんの方に再依頼を頂けるのは、とても嬉しいことです。
こうしたリピーターのみなさまが、どのような点から弊社を再度選んで下さるのか、本日はお話ししたいと思います。

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10月に工事予定 S邸の場合

こちらのお客様は、13年前にご自宅を塗装させて頂き、今回もご依頼を。
前回弊社に塗装工事を決めたのには、きっかけがありました。
ハウスメーカーで建てられたお宅でしたのでメーカーの定期検診などもあり、その際にそろそろ再塗装の時期だと告げられたのだそうです。

しかし、営業から工事について説明を受けるものの…質問をするたびに「一度社に持ち帰ってからご返答致します」と言われ、さらにはお決まりのデータに数字のみを入力して、家の状態などはあまり考慮せずに出された見積書にも不安を覚えられたのだとか。
そこで、他の塗装会社にも話を聞いてみようと連絡を下さったのが弊社だったのです。

13年前のS様邸工事完了後の様子

最近では、どのお客様も塗装工事をする際にネットなどで工事内容について調べていらっしゃいます。
塗装職人の場合は、現場監督の担当でもある見積り担当が打ち合わせに参りますので、お客様から頂いた質問はその場でお答えすることが可能です。
見積書に関しても、どの工事がどのような作業をするのかなどをつぶさにご説明いたします。

そして、13年前に弊社で工事をする運びとなったのです。
実は、当時シーリング工事の方法として、傷んでいる部分だけを工事する…という方法がありました。
シーリング工事を総取り替えで行うと、20万円以上ほどかかってしまいますが、傷んだ部分だけの交換であれば4〜5万円ほどに予算を抑えることができます。

しかし、現在ではこのシーリングの傷んだ部分から雨漏りになってしまう事例が多くあり、またシーリングの傷み方に多少差があっても、持ちには差がないため、現在では総取り替えが主流となっているのです。
こちらのお宅も、13年前はシーリングの部分補修だったのですが、4〜5年ほど経つと劣化が見られるようになりました。
そこで、ご相談がありアフターケアとして補修をした…という経緯があったのです。

現在のS様邸の様子

当時シーリングの工事をした職人もこのことを良く覚えていて、部分的な劣化が無いように今回はしっかりとシール全体を取り替えましょうと話していました。
こちらのお客様は再塗装工事から10年経って一度見積もり依頼があったのですが、その時は見積もりを出していたものの、そのままに。
そこから3年経ち、またご連絡を頂けたので、非常に嬉しく思いました。

併せて観たいYouTube 塗装職人の喜び 13年前の外壁塗装から2回目のご注文を頂きました。

お客様のご職業が、いわゆる業者と利用者のクレーム係のようなことを担当されており、日頃から両者の言い分や、工事のやった・やらないなど…対応で苦労なさっているそうです。
そうした両者間で話を聞いていると、きちん工事内容について明確な業者に依頼するということがいかに大切かと実感しているとおっしゃっていました。
そこで、内容をきちんと説明できること、以前の工事、そしてその後の対応、当時の担当がまた担当しているということなどを踏まえ、また是非塗装職人に依頼をと思って下さったそうです。
こちらのお客様は9月の上旬にご依頼を頂いたのですが、スケジュールを組むのには少々骨がおれました。というのも、そろそろ年末に向かって職人たちのスケジュールがとりにくくなってきています。

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前回の塗装工事から13年 リピーター様からのご依頼 

塗装工事というのは足場職人、大工、屋根職人、シール職人、塗装職人などなどさまざまな職人たちが連携して工事を行うので、塗装の職人のスケジュールが取れても足場職人のスケジュールを押さえられなければそれだけ工事は後ろ倒しになるのです。
こちらの工事では、カバー工法、塗装工事、シール工事を行いますので、最低でも足場工事を含めて4業種の職人に依頼が必要となります。

10月中に工事が行えるように、ありとあらゆるやりくりをしてスケジュールを確保しました。
ですので、お客様のご希望の工事時期などがある場合には、早めに依頼することがおすすめです。
管理としてスケジューリングは腕の見せ所ではありますが、工事の種類が多くなればなるほど職人の手配は複雑になります。
お客様にとって良い工事をするためにも、余裕をもったご相談を頂けますと幸いです。

ここまでは、13年ぶりにリピーターとしてご依頼を下さったS様邸についてご紹介いたしました。13年前の工事にご満足頂き、再依頼へとつながったのです。
次は、また別の理由で再依頼を頂いたお客様をご紹介致します。色選びに非常にこだわりのあったお客様。ところがこの色選びが思わぬ方向へと行きました。

11月に工事予定 Y様邸

Y様は、前回の工事を非常に気に入って頂いて、お知り合いにもご紹介して頂くなどご縁が続いていたお客様です。今回も、菊池宛にお電話を頂きました。
ご自宅はというと、13年前に色にこだわった塗装工事をした家で、新築当初から深いグリーンの壁色をご家族で決められて非常に気に入られているということで、再塗装の際にもお客様が保管されていたペンキを元に色合わせを行ったほどです。

今回も当然色を合わせて工事をするのかな…と思っていたのですが、打ち合わせしてみると少し様子がちがいました。
色へのこだわりはあったのですが、それ以上に「家が暑い」との感想が…。

13年前のY様邸工事完了後の様子

こちらの家は、屋根がとんがり屋根で90度の屋根になっており、屋根面積が広いためその分温度も上がります。
ですので、今回は遮熱塗料のご提案を致しました。
ただ、屋根だけではそこまで温度は下がりませんので壁色も念のためご提案することに。
念のため…といったのは、どうしても遮熱塗料の場合、濃い色が無いからです。

遮熱は太陽光を反射させて熱を軽減しますので、濃い色では熱を吸収してしまい意味がありません。
ですので、これまでお客様が拘られた深いグリーンは無かったのですが、ダメ元で3パターンほどキルコ(KRC)という遮熱塗料のグリーン系見本もお持ちしました。

そちらをお客様に見せたところ、「色が薄くてもかまわないので、これにしてください」と……。
打ち合わせ時に少しだけ話題にでた「家が暑い」というワードでしたが、お客様にとって大切な選定要素だったことがわかり、ご提案させて頂いてよかったと思いました。
ちなみに、このキルコは弊社の横浜事務所の屋根もこれで塗装をしています。
もしも、実物を見たい場合は弊社までいらしてみてください。

現在のY様邸の様子

こちらのお客様宅ですが、11月の頭から工事を開始し、11月末には足場を撤去するようにしたいとリクエストがありました。
というのも、塗装工事をする際に車を移動させるのですが、その駐車場は1ヶ月単位で借りているため、1日でもオーバーしてしまうと2ヶ月分の費用がかかってしまう…というのが理由です。

そこで、11月の頭から工事が始められるように、こちらでもしっかりと職人のスケジューリングをしました。
また今回は、塗装、シーリング工事に加えて棟板金の交換もします。
もともとは、訪問販売の人に指摘されて気になっていらっしゃったのもあったのだそうです。

実際、家を建ててから今回2回目の塗装工事ということは、家を建ててから25年ほど経っています。
棟板金としては、替え時です。
きちんと前回の工事を把握しているからこそ、家の傷み具合も把握することができます。
今回もしっかりと工事したいと思います。

併せて観たいYouTube 12年振りの再塗装 1年後のお隣塗装

新規のお客様へもリピーターになってくださるような工事を

前回のブログ冒頭でもお話しましたが、このブログを書こうした日に、またリピーターのお客様からお電話がきました。
塗装職人では5年ほど前に、弊社で塗装してくださったお客様を呼んで食事会をしたことがあり、その食事会に参加されたお客様です。

以前はお客様の会社の塗装をさせて頂いたのですが、今回は自宅を塗装したいとのことでした。
まだ打ち合わせはこれからではありますが、またこの工事が新たなご縁になればと思います。
今回と前回でご紹介した10月、11月に行いました工事も含めて、リピーター様の工事がどうなったかなど、このブログでまたご紹介を予定です。どうぞご期待下さい。

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とここまでリピーター様のお話ばかりしていますと、「新規の工事はあまり請けていないのではないか…」と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんなことはなく弊社では新規のお客様も、新たなリピーターになって頂けるよう、大切にお打ち合わせをし、工事をいたします。
先日も新規のお客様からお電話があり、雨樋の取り付けが前回無理したことがあり、下地の傷みがひどいのと、屋根も古いのでカバー工法の相談をしたいとご相談が。
今回きちんと工事をして、これからさらに何十年と家を持たせたい…とのことでした。

こちらのお客様は、以前弊社に見積もり依頼に来たお客様のご紹介です。
そのお客様は、諸事情で工事には至らなかったのですが、見積もりの際に丁寧にご説明したことなどで好感を持って下さり、ご紹介を下さったと…。
お打ち合わせに伺い丁寧に見積もりや工事内容をご説明したところ、非常に気に入って頂けました。11月上旬に工事予定です。

これからも、リピーター様、新規のお客様と隔てること無く、良い工事ができればと思います。
リピーターの評価は、塗装職人が行う工事への信頼の証しです。
お客様の家をさらに持つようにするためにも、全てのお客様に実直に向き合って行ければと思います。

 

見積りで大切なのはお客様宅を把握すること。ご要望をうかがい図面を精査し、最適な工事を提案します。高い技術とサービスをご納得いただけるよう、いつも心がけています。施工管理技士でもあります。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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