年が明けてから、もう1か月がたちますね。
おかげさまで、年明けからもお客さまのお宅へ外壁塗装工事でお伺いしています。
通常お客さまとお電話などでお話しする際に、さまざまな職種や生活環境の方がいらっしゃいますため共通の話題を見つけるのに時間がかかるのですが、今はどのお客さまも「新型コロナウイルス」が共通の話題となっており、状況の深刻さを感じています。
日々のニュースは、本当に心配になることばかりで心が疲弊してしまいそうになりますが、弊社としては、少しでもお客さまにご安心して頂けるように、工事の際に細かいところまで気を配れるよう毎日情勢を見ながら安全策を講じている次第です。
塗装職人の検温場所はおでこではありません
今回お話しするのは、朝の検温風景です。
写真にうつっているのは、職人の原本です。ちょっと普通とは違う検温風景ですよね。
通常こうした非接触型体温計の場合、おでこなどでピッと計測するのですが、塗装職人の場合は少々測り方を変えています。
どんな測り方かといいますと、検温の際に首元などの服を少しまくって肌を露出させ検温をするのです。
今の時期、職人たちは朝一から外に出て、寒風吹きすさぶ中作業をしています。
外に出てから検温しようとしますと、外気にあたっているからなのか、おでこの表面温度が低いためにエラー表示され検温ができないのです。
まれに測れることもありますが、万が一外気にさらされていたことで体温を測り損ねていたら大変なことになってしまいます。
そのため、首元などの服を少しずらして、外気が当たっていない部分で体温を計測しているのです。
お客さまの安心を最優先に 検温は見えるところで
また、体温をいくら私たちが事前に測っていても、お客さまとしては「口ではそういうけれど、きちんと測っていなかったらどうしよう」と思われることもあるでしょう。
菊池も、もしもお客さまと同じ立場だったら思います。
お客様に対するコロナ対策です
ですので、できるだけお客さまの目の前で測るために、お客様宅の前で体温チェックをするようにしています。
といっても、お客さまに目の前に立っていただくわけではなく、インターホン越しにご挨拶をしてから門の前などで測らせて頂くのです。
そうすることで、お客さまは家の中からこの様子を見ることができます。
体温計は職人チームにつき1台 体温管理を徹底
この非接触型体温計は、各職人チームにつき1台用意しています。
体温計の管理はチームの責任者にお願いし、チームの内の検温を。
弊社の方針として検温、マスク、消毒の三本柱で、コロナ対策を徹底しています。
現場におけるコロナ対策です
コロナ禍だからこそ 小さな気遣いを大切に
新型コロナウイルスが発生して、もうすぐ1年。
さまざまな新常識、ニューノーマルが広がりつつあります。
お店や人に会う前に手を消毒するのも、まさにその一つです。
先日とあるお客さま宅へ伺った際に、お客さまご自身で消毒ジェルなどをご用意くださっていて、「よかったらどうぞ」とおっしゃって頂きました。
この「よかったらどうぞ」という言葉に、菊池は非常にお客さまの気遣いを感じました。
これが「消毒して下さい」と言われていたら、ちょっと引っかかたかも知れません。しかし「どうぞ」とおっしゃって頂いたことで、非常にお客さまの思いやりを感じたのです。
小さなことではありますが、コロナ禍でどの人も心が疲れている今ですからこそ、こうした細やかな気遣いが心に染みるのだと思います。菊池も心がけたいと思いました。
またこのお客さまとのこうしたコミュニケーションだけでなく、職人たちとのコミュニケーションも今は重要です。
日々更新されるコロナ事情によって、さまざまな指示を職人にすることがあります。
少ない打ち合わせ時間の中で最大限に伝えたるために、つい要点だけを伝えがちですが、こういう時だからこそ行き違いがないようにしっかりと連絡をとり、説明をすることが大切だと感じています。長年付き合っている職人達だからこそ、その関係性に甘えることなくコミュニケーションとることが重要なのです。
新しい常識が広がる日々、体温の測り方や、ちょっとした言葉遣い、そしてコミュニケーションが非常に大事になってきています。これからもお客さまに安心の外壁塗装工事をお届けするために、いっそうの心配りをしていきたいと思います。
こちらが弊社の取り組みです
